© レブログ All rights reserved.
将棋の魅力
2017年7月26日 B・I
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
突然ですが、皆さんは子供の時から続けている遊びはありますか。
もし、私がこの質問を尋ねられたら、真っ先に思い浮かぶものが1つあります。それは、今、社会でブームになりつつある「将棋」です。
将棋のイメージというと、身体を動かすわけでもなく、常にじっとしているので、地味な遊びの代表格と思う人が多いのではないでしょうか。
私が子供の時に将棋というものを始めてテレビで見た時はまさに地味だなあという印象を受けました。その後、小学生の時に遊び半分で父親から将棋を教わって以降、周りにはあまり口外することなく、将棋を楽しんできました。近頃の将棋ブームで自分自身がこっそりと楽しんできたものがようやく社会に広がりつつある状況に、いち将棋ファンとして喜びを感じています。
※画像はイメージ
そこで、今回のブログではこれだけ長年続けてこられた将棋の魅力を紹介したいと思います。
1.将棋ブームの火付け役
ここ最近連日のように将棋の話題がメディアで取り上げられています。その火付け役ともいえるのが当時14歳だった藤井聡太四段(先日7月19日で15歳)です。対局している様子もニュース等でよく流れていたので、顔を知っている方は多いのではないでしょうか。では、彼が一体どのような偉業を成し遂げたのでしょうか。それは、プロ入り後、公式戦で一度も負けることなく、歴代単独1位となる29連勝したこと。これがどれくらいすごいことかというと、私の感覚では全くの無名だった中学生がいきなりオリンピックでメダルを獲得するくらいの衝撃でした。現在10代でのプロ棋士は藤井四段を含めて2人しかいません。その2人をはじめ、現在将棋界では10代、20代の若手棋士の活躍が目立ってきており、長年将棋界を支えてきた上の世代との世代交代という大きな転換期を迎えています。
この話を踏まえて、将棋の魅力その①は「しっかりと作戦を練って戦えば、実力が上の人にも十分勝てるチャンスがある」ということです。相手の事を知り、それにどう立ち向かっていくのかを考える時間(準備期間)がとても大切です。
2.限られた中でも常に進化
将棋は9×9のマス目の中で駒をお互いに動かしていき、相手より早く王様の駒を取った方が勝ちです。駒の種類は全部で8種類あり、以下の配置からスタートします。
見て頂いても分かるように81マスという限られたマス目の中で、お互いの駒がぶつかる非常にシンプルなものですが、その指し方は時代と共に常に変わっています。つまり、長年プロ棋士たちが研究をしているにも関わらず、これといった必勝法はいまだ見つかっていません。
この話を踏まえて、将棋の魅力その②は「将棋盤の上には無限の可能性がある」ということです。これは私の個人的な考えですが、これまでの長年の将棋の歴史を考えてみても、これから先に必勝法が生まれるという可能性は極めて低いと思います。だからこそ、これまで常識だった事が覆されたり、新しい手が生まれたりといった新たな発見が今後も頻繁に起きるでしょう。そういった驚きや変遷が将棋ファンの心を掴んで離さない刺激的なものになっています。
近年、将棋界にもAIという新しい風が吹いており、AIがトップ棋士に勝つことが当たり前の時代になりました。AIを搭載した将棋ソフトが私たちの身近にある今、誰でも簡単にプロレベルの相手と対局できるようになったので、そこからの研究が可能になり、将棋界全体のレベルアップが期待できます。
3.始めるきっかけは気持ちだけ!!
将棋を始めるにあたっては昔のように将棋盤や駒を買う必要はありません。携帯やパソコンでいつでもどこでもすることができます。難しいルールはなく、8種類の駒の動かし方さえ覚えれば誰でも始めることが出来ます。上達するための方法は色々ありますが、まずは、テレビやインターネットでプロ棋士の対局を見てみてください。日曜日の午前中にNHKで、ケーブルテレビやAbema TVでは将棋専門チャンネルがあり、多くの場合で視聴者向けの解説が行われています。ここ最近は藤井四段の活躍もあり、将棋を始める人が増えているので、解説者の人も今まで以上に丁寧で分かりやすい解説をしているように思います。
将棋は年配の方が強いというイメージがありますね。藤井四段もですが若い世代には頑張っていただきたいです。
レベストにも将棋が強い人いますよ。かなり前ですが、社内の休憩室に将棋盤と駒を持ち込んだことがあります。果敢に高橋みさんに挑み、赤子の手をひねられましたよ。
将棋は読みの世界ですね。「こうしたらこう来る」を何十手も先まで読む。私なんか1手先すら怪しいです。そういえば読みが凄い達人同士の対局で、勝負開始の前に「参りました」と言ってしまうギャグ漫画がありましたねw
関係ないですがB・Iさんの「王様の駒」っていう表現、なんか好きです
投稿者プロフィール
-
* * * * *
新メンバーで業務部の「B・I」こと大島知弥。月初のブログ当番。彼が書く文章は実話に基づきながらもどこか小説風。しゃちょーから月初当番を任されるのには頷けます。資格試験の猛勉強も継続中!
こんな記事もあります:
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
高校で将棋同好会を立ち上げた私は
夏といえば将棋三昧でした。
夏休みの部活計画表に月-金の9-17で活動すると言う
体育会系かブラバンレベルの鍛錬の日々。
夏休みのほとんどを高校で過ごした3年間。
暇だったんだろうなぁ。。。
対局する相手が昼からしか来ないので
私は午前中はほぼ毎日別の部活に遊びに行ってましたw
そして帰りは友人の家で麻雀をする毎日でした。
そうか、私があの年齢の頃よりも
藤井蒼汰四段は若いのか。。。
ひふみんも立役者の1人だと思いますw
そういえば先週の笑点で将棋の大喜利やってましんたよ、珍しくシモネタでした。
私は1人で爆笑してましたけどww
子供の頃よく将棋やってました。
ちなみに囲碁も。
囲碁は以前にデスノートさんの
アニメで放送されてブームがありましたね。
将棋もアニメあったけど
あまりヒットしませんでしたから。
藤井四段の影響はすごいですね。