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漢字と娘と鹿と宅建
2017年7月11日 高橋正裕(TAKA)
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皆さまおはようございます。
最近、ペンを持って紙に字を書こうとしても漢字が出てこなくなりました。それもすごい頻度で出てきません。まあ、アラフィフだから仕方ないか・・と見過ごせないほど出てこないとですね、物凄い焦燥感に駆られる訳です。これではただのアホタレではないかと。まあ、人ってこうやって能力が削られていって、運動能力も衰えて、やがて死を迎えるのだ、と達観できるほど私は強くはないようです。単純にそれは恐ろしい・・・そう恐怖です。老化は差し迫る恐怖なのだと、現在の私の認識ではそうみたいです。これを受け入れるようになるのが成長というものでしょうか。そうかもしれませんが、まだ悲壮感は拭えません。やはり抵抗してみます。70歳を過ぎても毎日2km泳がれる溝畑さんを見ても頑張れるうちは頑張るのが健全な人生だと思いますし。
早速漢字の練習を始めました。老化に対抗する地味な取り組みですが効果は期待できそうです。中学生程度と言われる漢検3級、高校生程度と言われる準2級の問題集を購入し、1ページづつノートに書き写していきます。漢検自体は間違い探しとか、四字熟語とか、部首の種類とか色々な問題が出ますが、忘れた漢字を書けるようになるのが目的なので、全ページ丸写しで片っ端から全部覚えることにしました。時間もかかりますが、とにかく1日1ページを目標に頑張ります。娘にもはやりの「う○こドリル」を買い与え、一緒に漢検受けようね!と自らのモチベーションを上げました。
さて、実は先月試験を受けてきました。奈良県の受験場所は奈○教育大学でした。初めて訪れる場所でしたが、奈良公園からも少々離れており、まあ普通に街中でした。単科の国立大学らしく、地味で、狭くて、寂れています。宅建の時は確か奈○県立大学でしたが、同じような感じがしました。でも空調が効いているので宅建に最初に落ちた公立高校の受験会場と比べると天国といえます。
試験の手応えとしては準備が出来ていた3級はほぼ満点だったと思います。中学生レベルのテストとはいえ、努力の成果がこうして出るのは純粋に嬉しいものです。それにここ最近、書く時にちゃんと漢字が出てくるようになりましたし。こういった小さな成功が今日を生きるモチベーションになります。準2級までは勉強が追いつかなかったのでこちらは多分落ちています。情けない思いもありますが、結果はいつも厳粛です。これをバネに明日からは準2級の書き取りに本腰を入れようっと。
娘の試験時間の時にぶらぶらと構内を探索しました。滅多に来ないところの探索ってとても魅力を感じます。正門裏の駐車場に来ると、大学では見慣れない、・・・いや、奈良では見慣れた生き物が集団で僕に注目しています。構内に鹿のご家族がいるのです。大人からバンビまで20頭はいます。生まれたてのバンビが3頭ほどいたので少し警戒気味に私を観察しているようです。そういえば、あちこちの芝生の上には見慣れた鹿のフ○が点在していることに気付きました。なんという光景、さすがは奈良の大学と言うべきでしょうか。こんなことなら来る時に奈良公園で鹿せんべいを買っておくのだった。娘がさぞかし喜んだだろうに・・・
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話題は変わり、現在社内の多くの方が頑張ってらっしゃる宅建の試験対策に焦点を当ててみましょう。前回若い方向けに心構えを書きましたが、今回は実践テクニック編です。せっかくやるのですから合格しなければ勉強の苦労が無駄になりますし、実力をつける為には小手先の勉強テクニックが意外と大事になってきたりします。
無理無駄を省き、いかに効率よく点を取れるようになるか。要はいかに怠けて最大限の成果を出すかということなんですが、これは勉強も仕事も同じだと思います。振り返ると私は今までこれだけで生きてきたように感じます。この生き方ではまだ十分とは言えないことにも気付いてはいますが・・・
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みなさんの勉強ペースを考えると、時期的に8月一杯まではテキストを元に一問一答形式を繰り返し、各単元の理解を深めた方がいいのではないかと感じます。今4択の試験問題を解くと自信を失うかもしれません。挫ける気満々になっては負けパターンに入ってしまいます。今はなにより勝ちに行く気持ちを保つ事が大切です。早々に過去問にチャレンジする方法もありますが、基礎事項の理解が深まりにくいと感じるので私はあまりおすすめできません。去年合格された「6ピタ・チャレンジ」さん(※1)とそのことについて話すと同じような感想でした。
基礎が固まりかけた9月からが過去問に挑戦する時期だと思います。ということは8月中に一通りの基礎を勉強できていないと合格するのは非常に厳しいということなのですが。過去問に挑戦しても最初はほとんど間違うのが普通です。半分も解ければ良い方です。そしてペースは間違い箇所の復習もあるので二日で1年分(50問)がいいところです。皆さんはこの結果に非常なショックを受けられると思いますが、それでも繰り返し解いているうちに問題慣れして来ます。要は諦めないで続けることが大事だと思います。ここで長年のヘタレな自分から卒業するのです。私の場合は十日ほどで解くスピードがグッと上がり、一日1年分をこなせるようになりました。
この成長が実感できると、きっとみなさん「なんだか行けそうだぞ」という自信が付いて、ますます勉強が進むようになると思います。本番の試験時間は2時間ですが、普段の勉強では1時間ほどで解けるようになるはずです。後は試験日まで毎日一年分を目安に繰り返し解き、過去問10年分×3ターン=延べ30回を目安にすれば合格ラインにグッと近づく感じです。更に5ターン、つまり50回まで解けば8割の確率で合格になるでしょう。100回解けば100%です。そうなると10年分過去問の完全理解状態ですからほぼ無敵です。得点も45点前後は取れるはずで落ちる理由が見つかりません。毎日の勉強に加え、土日に10時間ずつ取り組めば50回は超えると思います。
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4択対応の成長目安は、まず4つある選択肢のうち、明らかに違う2つを見つけることが出来るようになることだと思います。残り2つに絞り込めるレベルに達すれば、かなりの確率でどちらかが正解です。更に問題を解き続けると残り2つのうち、正解らしき方がぼんやり分かるようになります。ハッキリと分かるのが理想ですが、ぼんやり分かるだけでもかなり正解率は上がっているはずです。これが試験の勘が冴えるという状態です。これを掴めばもう勝ったも同然です。取れる点数の目安としてはハッキリ分かる人で40点オーバー、ぼんやり分かる人で30点代後半ぐらいの実力という感じでしょうか。
本番に臨む前にご自分で本番さながらの模試を2回は体験する事が大切だと思います。2時間の試験時間は緊張で本当にぐったり来て、集中力の持続が難しくなる時があります。時間配分を経験しておくことで焦りがなくなり、自信が出てきます。
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次に各分野の目標点数です。これは必ず意識したほうが良いと思います。所詮、試験は落とし合いなのですから取れるところで確実に取る姿勢が大切です。ちなみに私の考える配点と目標点数は以下のとおりです。
権利関係 14点中→7点以上!
宅建業法 20点中→目指せ20点!
法令上の制限 8点中→6点以上!
税・その他 8点中→6点以上!
宅建業法はあくまで満点を狙うべきです。勉強されている方は分かってらっしゃると思いますが、範囲が狭いので点が取りやすいのです。逆に宅建業法で7割くらいしか取れないようですと合格は非常に難しくなるでしょう。そのくらい大事な得点源です。8割を目標にすると気が緩むので必ず満点を狙ったほうが気合いが乗ると思います。実際は全く歯が立たない超難問が混じる可能性もあるので18か19点ぐらいになると思います。
法令その他は7~8割が目標です。最後の5問はやり込めば満点が取れます。実は楽勝問題です。統計問題は勉強しづらい科目ですが、とっておき情報があります。当日の試験会場で各予備校が受験者向けのプリントを配っていますが、なんとこの資料の中から出るそうです。私は知りませんでしたが。税法は広範囲な割に配点が少ないので手を抜きます。私もやったのは過去問だけです。
民法は範囲が広いので基本を押さえて半分以上取れれば御の字と言われています。私も8点/14点中しか取れませんでした。これらを合計すれば当日多少のミスがあったとしても合格ラインの7割は担保できます。
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本番試験での問題を解く順も大切です。試験の第一問は民法から始まっていますが、お薦めは満点を狙える宅建業法から解くやり方です。勉強した人は必ず解けるので勢いがつきます。次に法令その他、最後の余った時間を民法に当てます。民法はのめり込むと時間がいくらあっても足りませんからね。じっくり解いても試験時間は20分ほど余るはずなので見直しを2回はしたほうが良いです。
これで晴れて合格です。みなさんも「こうなるイメージ」をご自分で持たれれば、合格に近付くと思います。私自身、精神的なものの影響は非常と大きいと感じています。
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こう書くと合格は簡単そうに見えてしまいますが、実際みなさんは「言うは易し」と感じられるでしょう。日々の勉強をしている最中は遅々として進んでいないと感じられるかもしれません。それでも一日一歩進んでいけば試験日までには確実に実力は付きますし、更に合格出来ればとても嬉しいものです。自信もつきますし、自信がつけば態度も変わってきます。名刺に「宅建士」とあればお客様からは不動産の素養があると認めていただけるかもしれないし、そうなると仕事の成果も、そして人生も変わってくるかもしれません。
レベストの受験生のみなさん(※2)は7/14に社内で小テストがありますね。試験問題も分かっていますし、やれば必ず解けるようになる問題です。得点が良ければ自信がつくことは間違い有りませんし、そこで付けた実力は過去問に取りかかる際の基礎体力となる重要な学力です。是非みなさん全員で合格を勝ち取りましょう!
そうそう、宅建の申し込みがまだの方は忘れないよう、今日中に申し込んでくださいよ!申し込みに必要な顔写真はレベストの専属カメラマンが高級一眼レフで細かな目尻のシワまでばっちり撮影していただけることでしょう!
※編集注1:
「6ピタ・チャレンジさん」とは、社内公募のキャッチコピーを考えられた
「でんでん」さんのこと。詳細は後日!
※編集注2:
今年、宅建士資格の取得を狙うレベストの受験生は22名。
「マッチさん」「チヨ子」さんが社内模試の実施に向けて取組中。
第一回社内模試は今週末の14日。目指せ全員合格!!
漢字、私もホントに書けなくなりました。読めるけど書けないってのはスマホやPCの普及が原因でもあると思うんですよ。しかしながら息が続かず運動ができなくなったこと、白髪が激増してること、極端に目が悪くなったこと。お前はまだ早いと言われそうですが、きっとコレ老化やで。。
宅建士資格、社内では熱を持って勉強してる方が多数います。業務終了後には休憩室が自習室に変わり、お昼にはワイドショーが流れるテレビも宅建資格取得のDVDが流されています。
TAKAさんの熱いエールを参考にして、受験対策しましょうぞ。知ってると知らないとでは合格率に影響が出そうです。
投稿者プロフィール
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レベストの中では数少ない理系の男「TAKA」こと高橋正裕。手相占いはお任せあれ。お酒の席では占ってもらいたい若人が集まります。
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コメント
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みなさん宅建がんばってくださいね。(この人受けません)
仕事をしながら当然に得られる知識と
資格試験などを通して得られる知識とは少し違いますよね。
わざわざ勉強して得られる知識は貴重なものだと思います。
プラスアルファの部分ができて知識に奥行きを与えますね。
今週末の模試は、手作りテスト問題、手作りマークシートで行われます。
私も採点術式を構築いたします。
まだ試験本番まで少し時間がありますので、
今までの勉強の出来栄えをチェックする機会にしていただきたいです。
模試の結果は。。。
ここに貼り出されるんですよね?(非ゆとり世代的意見)
ここに貼り出されるかは・・・・結果次第でしょうかw