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2回目の育児休暇より復帰しました
2017年7月10日 もりりん
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去る5月22日、おかげさまで、2回目の育休より復帰させていただくことができました。ベビーがお腹にいた頃から、長男が女の子の名前ばかり考えるので、私を含め家族の皆が女の子だと思っておりましたら、可愛らしい男の子が生まれてきてくれました。
二男は妊娠20週の頃、まだ本人の体重も500グラムに届くかどうかの小さな体で生まれそうになって、非常にハラハラさせられました。そんな二男もすくすくと成長して、生後10か月の春からは保育所に入園し、涙涙の母とは対象的に、笑顔でバイバイしながら自分の教室に入っていきます。長男の存在もあるのでしょうが、二人目は本当にたくましいと感じます。
長男を出産した時、切迫早産で入院した経験から、二男の妊娠発覚直後より、切迫予防の出来うる限りの努力をしておりました。しかし、無情にも私の体質はどう頑張っても切迫を免れない困ったもののようで、長男の時よりも早い時期からその兆候が認められてしまいました。そこで、早めに産休に入らせていただけることになり、そのために必要な診察を受診した時、「このまま入院してください」とまさかの辛すぎる診断が下されてしまいました。診断書を貰って、自宅で安静生活するものだと思っていた矢先だったので、一瞬で辛かった3年前の入院生活を思い出し、涙が止まりませんでした。カバンには診察券とお財布ぐらいしか入っておらず、一旦帰宅をお願いしましたが、許可されず、着の身着のままで車イスに乗せられました。切迫での入院生活は院内の移動は全て車イスになります。身体を起こした姿勢が許されるのは、食事の時と、トイレにシャワーの時だけで、それ以外の時間は全てベッドの上で横になります。要するに、お腹に極力負担をかけない姿勢で、流産若しくは早産を予防し、無事に正産期を迎えるため、病院の徹底管理のもとで生活をするのです。お腹の張りを抑える薬も24時間点滴されます。
今回は本当に危険な状態だったので手術も受けることになり、とにかくショックの連続でした。
初めての出産は経過が全然予想できないので、早目の退院に夢を抱きつつ生活を送るのですが、2回目ともなると、実際は殆ど叶うことのないその夢の現実を私は知っているのでした。楽しみといえば、長男が保育所からの帰りに、病室に寄ってくれて一緒にごはんを食べること(退院後に苦労したのが、この時の夕食タイムに覚えたスーパーのお弁当の味。それまで薄味の野菜多めの食卓から、濃い味付けの野菜少な目で好物ばかりの食生活になり、戻すまで苦労しました)。最初は、病衣で寝たきりの私を見て怖がっていたのですが、直ぐにそんな光景にも慣れて、楽しそうにお見舞いに来てくれるようになりました。
手帳のカレンダーに×がいっぱい付いた頃、やっと退院の日を迎えました。入院中に、周りの皆さん同様、私も退院したら何を食べるかというリストを作っておりました。長男の時には、病室の窓から見えるとんかつ屋さんのお弁当。二男の時はサンドイッチを食べました。しっかり味の付いた具材の挟まったサンドイッチは今も忘れられない程の美味しさでした。念願のサンドイッチを食べて、直ぐにベッドに向かい、少し横になっていると、なんだかちょこちょこお腹が張り出しました。全然痛くないし、私は張りやすい体質だからと呑気に構えていると、気づいたころには張りの感覚が5分から3分へ。病院に連絡すると「帰ってきなさい!!!」とのこと。まさか~と思いながら晩御飯だけはしっかり食べて、病院に戻ると速攻で「もぉ生まれるね」とのナースの一言で、私たち夫婦は何故か笑ってしまいました。
長男の時には、退院後2週間程は自宅生活を送れましたので、こんな展開は予想していませんでした。本当に出産って色々パターンが異なるものなんだと身をもって経験しました。無事に二男が生まれた直後、ママへのご褒美ともいえる幸せ時間が訪れます。LDRから病棟へ移動するまでの間、同じベッドの上に赤ちゃんと並んで寝かせてもらえるのですが、無事に生んだ安堵感と、赤ちゃんの可愛らしいお顔と、色んな感情が一気に押し寄せ、それはそれは語りつくせない幸せな時間なのです。入院中、主人には「今回の妊娠が最後!!」と言っていたそうですが(私も言った覚えはあります)、この時間をもう一度味わいたい一心で、「また産みたい」という気持ちになりました。
出産から1年が経過し、先日1才のバースデーを迎えました。長男の時には主人が不在で寂しかったのですが、今回は何とか家族そろってバースデーケーキを囲み、主役は早々に眠ってしまいましたが、楽しい思い出を作ることができました。
一度は経験した育児でも、長男と二男では性格も好みも全然違って、試行錯誤しながら過ぎていった1年でしたけれど、今後もやはり、育児と仕事の両立を試行錯誤しながら、頑張っていこうと思います。

編集長
ご出産おめでとうございます!(遅い)
出産って大変なんですね。正直、想像もつかないんですけど今回の投稿でその一旦がわかった気がしました。
退院してすぐに再入院とか・・・サンドイッチ食べに帰っただけになりましたなぁwでもでも、無事に生まれてきてくれて良かったです。
これから彼にはどんな人生が待ってるのか、希望に胸がふくらみますねー!幸せな人生を歩んでくれることを祈ってます。
あ~マジメに書きすぎたかなー!!
投稿者プロフィール

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業務部の「もりりん」。2度目の育児休暇を終え、レベストに戻ってきてくれました。仕事と家庭をうまい具合に両立する、しっかり者のママさんです。
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コメント
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二男誕生おめでとうございます。
そして、2回目の復帰、おかえりなさい。
ええ、もう1歳ですか!
ご長男も大きくなって。。。
早くに育休を取られたのは伺っていましたが
大変だったんですね。
車椅子に、ベッドでの生活。
大切な卵を抱えている母鳥みたいですね。
無事の出産お疲れ様でした。
しかし、
病室の窓からとんかつ屋が見えるなんて
罪作りなとんかつ屋さん。。。