© レブログ All rights reserved.
演奏会に出演!
みなさんおはようございます。カネ子です。
春が訪れ暖かくなってきましたのは嬉しいのですが、花粉症にかかっている方は大変でしょう。私もこの時期は肌荒れに悩まされ、徹底的に保湿対策をするよう心がけています。なんとかこの時期を乗り越えましょうね。
私この度、久しぶりに人前で演奏会に出演いたしました。
それは何かというと、主人の勤務先の介護施設で利用者さんのお誕生会がありました。今年の3月で最後にするということで介護職員さんが
「カネ子さんの奥さんって確かピアノを弾かれるそうですね。できればその時にぜひ演奏していただけないかなあ。」
と言われたそうです。
リクエストはクラシック音楽でショパンの「別れのエチュード」と言われました。
「絶対無理!!」だってやったことないから・・・。確かに大学3年生の時にショパンのエチュードは試験課題曲でしたが、私が選んだのは「黒鍵のエチュード」(今ではこれも無理)だったから・・・。
そこで私が思い浮かんだのが、せっかくなので利用者さんや介護職員の方々にも楽しめる曲。私が伴奏してみなさんに歌っていただくのが一番いいなと思い、それだったらやってみようかなということで引き受けることにしました。
「四季折々の歌」
♪ 春の小川
♪ われは海の子
♪ 紅葉
♪ 雪
「滝廉太郎曲集」
♪ 花
♪ 荒城の月
「手遊びで有名な曲」
♪ 茶摘み
♪ みかんの花咲く丘
「私が子供の頃から大好きでこれを聴くと元気が出る曲」
♪ 手のひらを太陽に
「生まれ故郷を懐かしむ曲」
♪ 故郷
を選曲しました。
本番は3月19日の日曜日です。
なんといっても鍵盤にふれるのは約20年ぶりで、練習開始したのが3週間前です。楽譜をみて弾き始めると驚いたことに指が全く動かなくなっていました。これには私も大変ショックでした。長年弾いてないとこうなるんだと思い、正直この話、なかったことにしてほしいくらいでした。
でも、引き受けたからにはなんとかやり遂げたいと思い、毎日特訓しました。
平日は会社から戻ってきて食事の支度は適当にすませ、我が家でひたすら弾きまくり、休日にはたくさん練習しました。
なんとか指は動くようになりましたが、楽譜通りにはなかなかできません。
日にちがないので仕方なく自分でアレンジして間に合わせることができました。
本番では司会者の方がとても気さくで私の緊張感をほぐして下さり、おかげで演奏会は大成功でした。利用者の方々がとても生き生きと楽しそうに歌ってらっしゃるのを見て内心ホッとしましたね。
演奏会終了後、みなさんはお茶とケーキを召し上がっていましたが、その時主人が利用者さんに「何かリクエストしてあげて下さい。」と言い、心の中で
「何でそんな余計なこというのよ?」と思いました。
この10曲が精一杯なのにね。
そんな中で一人の女性の利用者さんが私のところに来て「仰げば尊し」を弾いてほしいと言ってきました。まさかできませんなんて言えなかったので持ってきた楽譜を見ながらリクエストにお応えしました。演奏が終わると「ありがとう。」と言って涙を流してらっしゃいました。きっと昔何か思い出があったのでしょうね。
この日は、私にとって忘れられない一日でした。
長年、鍵盤に触れていなくてもやればできるものなのですね。久し振りの演奏会に参加していろいろ考えさせられました。やはり音楽に携わらなければいけないなあと。
人前で演奏するということは、独学ではできるものではありません。やはり、ちゃんとしかるべき指導者のもとで修行をしなければなりません。
私も歳を重ねていくので、いつまでも先延ばしにはできないし・・・。これからしっかり自分自身を見つめなおしていく必要がありますね。
いつか必ず、音楽の勉強を復活させたいと思います。
これでレベストには「ピアノのカネ子」「ギターのMsan」「ホルンのわっきー」「ドラムはレベスガ娘さん」がいることが明らかに。あとはボーカルでバンド結成や~!
投稿者プロフィール
-
* * * * *
業務部の「カネ子」。アバター画像は学生時代の友人が描いたものらしい。面影があるというか似てるというか、今でも誰の絵かわかる~。
こんな記事もあります:
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
楽器ができると言うのは本当、うらやましいですね。
学校の音楽の授業で触れるくらいだった私には
苦行でしか無かった楽器演奏ですが、
こうやって他の方の心を振るわせたりする
素晴らしい技能だと今は感じます。
かつて修行された成果が
無くならずに
時間を経た今でも生きている、甦るというのも
すごいことですね。
ピアノは難しいですよね。
引ける人は神様みたいです。
練習したことありますけど、
結局片手でしかできなかったです。
後、定番の猫ふんじゃったくらい。。。