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遠足の行き先
2018年11月16日 Msan
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・・・幸せとは、
星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ・・・
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暗闇と一瞬の静寂の後、一筋のスポットライトの中から優しく力強い歌声が響き渡った。
その声は私の胸の中で熱く小刻みに振動したかと思うと、瞬く間に身体をかけ上り、瞼を熱く濡らした。想定外なことに恥ずかしくて思わず横を見ると、娘の目にも水たまりが・・。
皆様こんにちは。
back numberのコンサート開演直後、冒頭の「瞬き」という曲で親子共々秒殺ノックアウトを食らった、業務部のMさんです。
娘のお供程度のつもりが、京セラドームでどっぷりと大感動に浸らせていただきました。
ありがたや~。
ライブ一ヶ月前に「これ聞いといてね」とUSBに収められた全楽曲データを渡され、とりあえず一巡は聞いておりましたが、まさか、まさかの胸にジンとくる歌詞です。
そして曲の最後がまた更にジワッとくるのです。
♪・・・幸せとは、
星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ
そしていつの間にか僕の方が守られてしまうことだ
いつもそばに、いつも君がいて欲しいんだ
目を開けても、目を閉じても・・・♪
(最後の2行は恥ずかしいですね、私にとってはオマケのような感じです)
守っているつもりが守られていた。
支えているつもりが支えられていた。
助けているつもりが、元気を分けているつもりが、、、、言わずもがな。
そう感じることができれば幸せですよね。
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さて、コンサートの数日前、私に愛と勇気と希望を与えてくれる娘達と大滝鍾乳洞というところに行ってきました。
場所は岐阜県の中程に位置する郡上市、東海北陸自動車道の郡上八幡インターを降り山道を走ること20分の山中です。
この日は局地的な大雨で、高速道では車のワイパーを最速にしても視界がはっきりしません。
山道だし雨だし、怖いです。
乗り気がしない私の横で、娘はガチガチに固まりながらハンドルを握っていました。
本当にとっても怖いです。
でも声をかけるタイミングを逃した私は我慢を続けます。するとそれを試すかのように、だんだん山道の原形がわからない状況になってきました。
これは我慢せずにギブアップだな。
「危ないし諦めて帰ろう」
口から発せられようとするまさにその時、こんな看板が目に飛び込んできました。
・・・どっちでしょうか。
雨でも行けます?
こんな道でも行けます?
いや、どちらでも行きたくないですよ。なぜ鍾乳洞には行けません、と書いてないのでしょう。
心の嘆きを見抜いたのか、娘は「大丈夫よ♩」と軽く言い、車を進めました。
ええっ、大丈夫なの? 初めての山道なのに、そんなにガチガチなのに。
不安を抱えつつ、先程の高速で“ 万が一何かあっても皆一緒だから悔いは無いさ”と覚悟を決めたことを思い出しました。
が、案ずるよりなんとかでした。すぐに大滝鍾乳洞に到着しました。
命拾いした思いです。
ここには屋根つきの釣り堀も併設されており、炭火焼に出来たり、夏にはイベントが沢山あります。
いざ、木製のケーブルカーに乗って鍾乳洞入り口に向かいますが、かなりの急斜面です。
写真奥の斜面に線路が見えます。
鍾乳洞入り口です。
一歩入ると薄手のシャツでは寒くて震えそうです。
後で調べたところ、鍾乳洞は寒いイメージがありますが、一年を通して気温がほぼ一定だそう。
なので、冬に行くと暖かく感じるようです。
クジャクの舞と呼ばれる鍾乳石。
大自然と何千年何万年の歳月によって造られた石灰岩のモニュメント達はどれも神秘的です。
他にも多産の女神やさんごの乳房、ピサの斜塔など、面白い名前の鍾乳石も沢山あり全部ご紹介したいところですが、ここでは写真は割愛します。
結構なアップダウンです、写真でお判り頂けますでしょうか。
鍾乳洞は右へ左へだけでなく、上へ下へも洞穴が続くことにびっくりしました。
この夏ニュースになったタイ洞窟から救出された少年達のことを思い出し、こんな所からの(レベル感が全く違うだろうが)生還は本当に奇跡的だと実感しました。
神秘の世界も25分、途中娘達とはぐれた時にはリアルお化け屋敷のようでうすら怖さも感じたりしましたが、なんだかんだと楽しい探検となりました。
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帰りには市内の郡上八幡城を訪れ、サンプル工房でサンプル作り体験をし(郡上市は食品サンプル全国シェアNo.1です)、和紙の工房を訪れたりと盛りだくさん遊んで・・・を予定していましたが、雨で到着が遅れた為全てお預けとなりました。残念でなりません。
替わりに少しだけ雨上がりの市内散策。
その中から一枚。
長良川の支流、清流吉田川。鮎も住む清流と言われるだけあって、大雨の中でもその流れは透き通っています。
じっと見ていると心が洗われていくようです。
う~ん、幸せ♪
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さて、そろそろアクビちゃんに習って親バカな文章と写真のオンパレードになりそうなので終いにかかります。
郡上市は飛騨・高山にも下呂温泉にも近く、見どころ遊びどころと自然が満載だとわかりました。
旅行の行き先に迷われた時は、是非行ってみてはいかがでしょうか(^o^)
娘さんズ想いの優しいお母さんなMsan~♪よく娘さんズのお話を聞いたり、彼女達の突拍子もない言動に右往左往?一喜一憂?!されているMsanの姿を見ていたので、娘さんズとはなんだかもう良く知った仲のような気さえしてしまいますwまだ会社の花火大会があったころは何度かお会いもしましたしね!学生さんだったのにもう2人とも社会人!!私も母となりMsanとは親バカ仲間に….w確実に時は流れていますね(^_^;)
やっぱり女のお子さんがいるって良いですね!女同士だとこうやって旅行できたり遊びに行けたり、ショッピングだって一緒に楽しめますもんね♪
今は男の子でもお母さんと買い物とか行くのかな??でもマザコンぽくて嫌かもwwやっぱり娘と行きたい~~!!レベストは娘さんをお持ちのお母さんが多いのでちょっぴり羨ましいなぁ~。。。
投稿者プロフィール
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業務部に在籍する、するどい洞察眼の持ち主「Msan」。諸々の不備をズバッと指摘します。過去にレブログ大賞の受賞歴があるので、今後もグッとくる記事があるかも。
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コメント
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郡上八幡と言えば郡上おどりかと思いきや
鍾乳洞ですか
さすがのアクティブな観光ですね
ドキドキドライブはどちらの娘さんだったのでしょう
お二人とも?交代交代で?w
慣れない山道は怖いですよね
道がでこぼこでうまく通らないと跳ねることも。。。
「大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ」
先日、天皇陛下が皇后陛下に傘を差されていて
ご自身の右肩がずぶ濡れになっている写真が話題になりましたね
「相合い傘濡れてる方が惚れている」
京都銀行さんのCMを思い出しました
幸せとはそういうことですか。。。
私は一人で傘を差して歩いても
家に着く頃にはなぜか全身ずぶ濡れ。。。(そもそも傘を差すのが下手