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試験の結果は…?
2018年6月27日 カネ子
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みなさんおはようございます。カネ子です。
前回お話しした通り、5月13日にエレクトーン演奏グレード7級を受けてきました。
この日も強雨で会場に到着した時はずぶ濡れ状態でした。
試験開始30分前には手続きを済ませ、本番まで待ちました。
そして試験官の先生が入室するよう呼ばれた私は、入ってみるともう一人の
試験官の先生が座っておられ、そのすぐ前に試験用のエレクトーンがありました。
その時、指定された機種とは違い、見るからにかなり古い機種が用意されていて、
思わず「これですか?」とたずねてしまいました。
「はい。でも指定した機種と同じです。」と言われました。
これは、昔の機種で最新用にユニット交換されたものでした。
これには大変驚いてしまいました。
そして、データが入っているUSBフラッシュメモリーを入れようといつもの場所を扱うと、
今では店頭にもおいていないフロッピーの差込口で困った私は、
「すみません。USBはどこに差し込むのですか?」とたずねてしまいました。
「下鍵盤の横に設置しているのでそこにさして下さい。」と言われたので、
その指示に従いました。
このことで緊張感が増してきて少し不安がありましたが、
ここまできたらもうやるしかないと思い試験に臨みました、
初めは自由曲の「美女と野獣」からスタートです。
これはディズニーの大ヒット映画の「美女と野獣」の主題歌です。
大きいスケールの中にも繊細な表情を常に秘めている、そんな雰囲気を持った
美しいバラード・ナンバーです。
最初の出だしからミスをしてしまいましたが、
演奏していくうちに平常心を取り戻していきました。
自分では思った通りに弾けたのではないかと思います。
次は、同じく自由曲の「ロッキーのテーマ」です。
これはシルベスター・スタローン主演の人気映画「ロッキー」のテーマ曲です。
一度聴いたら躍動感あふれるこの曲は、ボクサーのロッキーが勝利をつかもうと、
ひたむきに汗を流すシーンが目に浮かんでくるようです。
練習の時は最初のイントロの連打がうまくいかず、かなり苦労しましたが、
本番ではなんとかできました。
「美女と野獣」にしても「ロッキー」にしても私はこの映画を観たことがありませんが、
音楽は何度も聴いていたので自分の思う通りに演奏しました。
2曲とも無難にこなせたかなあと思っています。
次は、課題曲の「浜辺の歌」です。
みなさんもご存じのとおり、現在も多くの人々に愛唱される、
日本歌曲の最高峰のひとつです。
やわらかさと流麗さをあますところなく表現した、とてもきれいな曲です。
私がなぜこれを課題に選んだかというと、自分にとって唱歌は音楽の原点だと
思っているからです。物心ついたときに、
最初にしみついた音楽はやはり童謡や唱歌ではないでしょうか。
課題テキスト本の中でその手の音楽が掲載されていたのがこの曲です。
私の思い入れが入っているので何とか完璧にこなそうと必死で練習しました。
これも思った通りの出来でした。
最後に私が最も不安だった編曲演奏です。
6曲ある中でひとつだけ選択して、それを編曲します。
私が選んだのが、「茶色の小びん」です。
これは、スイングジャズのイメージがありますが、
私の場合、ポルカのリズムにあわせて編曲しました。
先生からの指導をうけながらああでもないこうでもないといいながら
なんとか仕上がりました。
演奏も無難にこなすことが出来、ホッとしました。
その後に、審査員の先生方お二人に今日の演奏から、良かった点や、
これからの勉強の目標へのアドバイス等、講評がありました。
4曲ともそれぞれしっかり学習されていましたと言われ、とりあえず一安心でした。
それから約ひと月後に試験の結果が送られてきて、見てみると、なんと
「合格証書」と講評が書かれていました。
評価の欄は項目ごとに
A 大変良くできました。
B 良くできました。
C ほぼ良いですが、更に努力が必要です。
D あともう一歩です。
E 今後の努力を期待します。
の5段階で評価され、すべての要素がC以上であれば合格です。
Eがひとつでもあれば不合格となります。
全体的にバランスよく音楽力が身についています。と書かれ、
4曲ともA評価をいただきました。
学校の成績なんか下から数えた方が早かったのに、ただ驚くばかりです。
現在は、6級に向けてまた受験勉強を頑張っています。
最後になりましたが、試験が終わってひと月以上たちますが4曲を代表して
「浜辺の歌」を録音しましたのでそれをお届けしたいと思います。
試験中は録音、撮影は固く禁じられているために自宅の楽器での録音と
させていただきました。どうかご了承願います。
それでは、本日もお仕事頑張りましょう。
先日のうえっちさんは発表会でしたが、カネ子さんは進級試験ですか!
ドキドキでしたね!!お疲れ様でしたっ♪
そして見事『オールA評価』での合格、おめでとうございます(^v^)
私もピアノを習っていましたが進級コースではなかったので
発表会はあっても、試験などは受けたことがありません。
ただでさえ本番にめちゃ弱い私。。。
堅苦しい空気の中、試験官の前で4曲も弾いてみせるなんて!!!
そんなとんでもない緊張感に私はきっと耐えられない…
お腹壊しますww
そして驚いたのが、弾くだけではなく編曲までしなければならないということ。
難しそうですが、オリジナリティが加わって、曲にもより愛着がわきそう。
これはエレクトーンならではの楽しみ方なのでしょうね♪
機会があれば、いつかカネ子さんとうえっちさんのコラボ演奏を
聞いてみたいなぁ~♪♪♪
投稿者プロフィール
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業務部の「カネ子」。アバター画像は学生時代の友人が描いたものらしい。面影があるというか似てるというか、今でも誰の絵かわかる~。
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コメント
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なるほど、ピアノと違って
エレクトーンは作られた時代によって
「演奏方法」と言うより
「操作方法」が違ってきそうですね
それに適応することも重要なスキルに感じます
ハードル高い試験ですね
それを落ち着いてこなして
オールAはお見事です
C以上で合格なのでしょう?
それでAを取られるのは本当に素晴らしいですね
「浜辺の歌」の素敵な音色が
蒸し暑い梅雨の季節でも
爽やかさを届けてくれるように思います
To.匿名様
コメントありがとうございました。
USBメモリーやフロッピーが使用される前は、途中でメモリー変換する時は、手動でされていました。今から約30年以上前にカワイの電子オルガンのグレードを受けた時は、手動でメモリー変換をして、失敗したことがありました。結果不合格だったのでその時の屈辱をなんとしてでも晴らしたいと思っていました。
その結果がこうなったのでしょう。これからも努力していい演奏をお届けできるようになりたいなあと思っています。