2017年7月14日　高橋み　
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みなさんごきげんよう、高橋みです。

2年前のちょうど今頃でした。
その年の母は春からたまに調子を悪くしては、一日寝れば治る。
それを3回ほど。

その日の2日前には和歌山へ日帰り旅行へ。
その当日も仕事の後に近所の居酒屋で一杯だけ呑んで。。。

その日の夜はただ、
それまでと勝手が違ったようで、
0時を迎える少し前に、救急車を呼ぶことになりました。
そのまま緊急入院。

その不調の原因は、数日後の検査で分かりました。
大腸ガン。ステージ4。次の年は迎えられない。

思えば、
その日は昼間から変なことばかりがありました。

革靴の靴紐が切れる。
革靴の靴底が抜ける。
愛用のボールペンが折れる。etc。

そんな変な日は早く寝てしまって、
さっさと新しい一日を迎えるのがいいんです。

母の入院の手続きをし、入院に必要なものを往復して届けると、
深夜の2時を回っていました。
家から一駅ほどの病院でしたから、
そこからとぼとぼ歩いて家へ帰ろうとすると、
そんな時でも本領を発揮できるのが私の雨男と呼ばれる所以。

空からぽつぽつと小雨が。。。
コンビニのある交差点を曲がると、その雨脚が少し強まります。

その少し先にある公園を超えれば家に着く。
その公園に差し掛かろうとした、
そのわずか手前の住宅の一角で、
腕をだらんと伸ばして、自転車にまたがったままの格好で、

倒れている。およそ30代後半の男性を発見。

なんて日だ。

街灯があるものの、雨で暗い街の中、
近づくとその男性の様子が分かってきます。

玄関方向に頭を向けて倒れており、
伸ばした腕は力がないものの、
その腕は玄関に向けて助けを呼ぶように伸ばしたのだろうと推測できました。
おそらく倒れていたその家は、
その男性のお宅だったのだと感じました。

私の住まいは悪名高き、大阪の下町「西成」ですので、
こんなものを発見しても慌てて声をかけてはいけません。
危険が及ぶこともよくある話です。

いつでも顔面にねじ込めるように、
家の鍵をメリケンサック状にして握りこぶしを構えれば準備OK
遠巻きに、そっと、雨の中、更に観察をしていきます。

感覚的ですが、生きていることがわかります。

つまりこれは、「酔って寝ているだけ」と観察結果が出ました。
しかし、これをこのまま放置しておくのは気が引けます。
そこで、近くの交番へ向かい、事情を説明し、
警官による回収をお願いしました。
落とし物を警察に届けたということですね。

家に帰り着くと、3時を過ぎており。。。
早く寝て次の日を迎えるという目的は、達成されずに布団に潜ります。
平日でしたから、早く寝なきゃなんですが。。。

この時、私の中にはある確信を持ったために、
少し興奮状態にあって、すぐに眠れずにいました。

これは「吉兆」だと。

私にはラッキーが訪れる前に、
決まってあることが起こるのです。
それは、「落し物をたくさん拾う」こと。

1日に3個や4個を拾います。
宝くじの1等の組違いが当たったときも。
(1億円の1/100の確率なのに、当選金が10万円なのはなぜです？)
大きな馬券が当たるときも。
その当日や前の日には多くの落とし物を拾っていました。

今度、拾った落とし物はこれまでになく大きなもの。
夏の初めとは言え、
酔って眠った身体に雨が降り続けると凍死の危険もあります。
拾ったのはその男性の命。
ラッキーが来るのは明らかでした。

好条件で2回目の引越先が見つかったこと。
死んだと思っていた母の友人から連絡が来たことw
ガンに良いと言われるスイカがその年はなぜか1年中食べられたこと。
大小様々なラッキーが訪れました。

母のガン自体は巨大だったものの。
他に転移は無く、秋に退院ができました。
無理と言われた正月を迎え、春は花見、初夏にはコンサートへも。

ギリギリまで痛みはひどくならず、
2回目の正月を迎えることは叶いませんでしたが、
それは年明け早々の誕生日で、また1つ歳を取るのが嫌だったのかもしれません。

だからそれも良かったのです。
大きな運があったのだなと感じていました。

なによりも、母の自宅療養の間や、入院中、
いずれも特別な勤務体系やお休みを許可いただきましたのは、
レベストにお世話になっていたからこそだと思いました。
なかなか他の会社では許可頂けなかっただろうなと。

これを運と言うものか、或いは縁と言うものか、
運と縁はなにか似ているなと感じました。
そこで、Google先生に聞いてみました。

「運」と「縁」。

自分なりに説明されている方の言葉が、
腑に落ちましたので、ここでご紹介したいと思います。

「運」と言うのはまさに、ラッキーであり、
何かの幸運が偶然にも訪れることを言い、一過性のものであると。

「縁」はその一過性のものであった幸運を掴み、
その幸運から得られた好条件を継続してできた状態。

つまり、「運」は一時的なラッキーであり、
それが長くキープされることで「縁」に変わるのだと。
だから、「運」でもあり、「縁」でもあったと。

察しの良い方でしたら、「運」と「縁」があるなら、
「あいうえお」それぞれに「ん」を付けた言葉はどうだろうと考えると思います。
実は、これをビジネスにおける「あいうえお」として紹介されているところもあります。

あ、い、う、え、お。
「案」「因」「運」「縁」「恩」。

「案」：
すべてはアイデア「案」から始まります。「案ずる」こと。
提案、事案、起案、案件。
言葉を発して、問題や改善事項について述べることで、
あらゆる物事は動き出し、案が無ければ何も始まらない。

「因」：
案を実際の行動に移すこと。結果から見るとこの行動に「因る(よる)」こと。因む(ちなむ)。
起因、原因、要因、因果。
案をただ持っているだけでは何も動かない。
実用し、導入し、因を作っていく。

「運」：
行動から結果を得る場合、予想のつかないことが左右することを「運」と表現します。
天運、人運、幸運、運命。
めぐり合わせでうまくいったり、いかなかったり。人事を尽くして天命を待つ。
運は運ぶ(はこぶ)とも書かれるように、動くことで運が運ばれてくるとも言われます。

「縁」：
運がいい状態を保つと良「縁」となります。今ある「縁」は昔の幸運からのつながりです。
良縁、由縁、血縁、縁故。
縁を「へり」と読むと、人間関係の外端もまた「縁」であり、
運で繋がった関係は縁を沿うように、一重大きな円が描かれるように縁が広がります。

「恩」：
結果が得られたときは素晴らしい良運、良縁、に感謝。「恩」。
結果が得られなかったときも、次に活かす伏線ができたという縁に「恩」。
恩寵、恩人、報恩、謝恩。
恩とは因に心と書きます。
案から始まって起こした行動に「因」り、
運良く出会い縁の繋がった多くの人の「心」に乗って「恩」となります。

レベストにおいてはもちろんですし、
私の前職の方々や旧友、本当に多くの方からご支援をいただきまして、
感謝はしきれないほどです。

また、レベストのお客様、スタッフ様にも
いろいろご迷惑をおかけしたこともあったかと思います。

極めて個人的な話ではありますが、
この場をお借り致しまして、みなさまに恩礼を申し上げます。
ありがとうございました。

以上、
最近街で見かけた猫写真を交えながらお送りいたしました。

さて、週明け火曜日は。。。
我ら穴党には、夏競馬が勝負のときですよね。
いい「案」がありましたらご教授くださいませ。
keiさんにお願いしたいと思います。

では、
本日も、張り切ってまいりましょう

編集長

先日の朝礼で、あいうえおの話をされたと聞きましたが、私諸用で聞き逃したんですよね。運が無かったな～。
縁て不思議です。そうか、運の延長線上に縁があるんか。レベストに入社して、社長をはじめ皆と出会い、お客様やスタッフさんとも関係が持てたのは運があったから。縁がなければ全く違った人生だったと思いますが、今が最上の人生だと思いたいなー。
ところでビジネスのあいうえお、まだ続けられそうかも？
カン⇒感、キン⇒金、クン⇒・・・くん？？（終わったｗ）

投稿者プロフィール

高橋み

* * * * *
レベストをシステム面で支える男、「高橋み」。アニメとか好き。３次元も好き。お馬さんも好き。

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