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嗚呼、文化人
2024年 5月 17日 かんきつ
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おはようございます!
本日はかんきつが担当いたします。
みなさん、狂言って見たことありますか?
私はゴールデンウィークに
推定人生2度目の狂言鑑賞をしてきました。
推定というのは、
高校の時に学校で能を見に行く機会があり、
その時に多分狂言も見たんじゃないかな〜という
朧気な記憶のため…。
正直ほとんど記憶はありません。笑
今回見に行くきっかけとなったのは
民俗学博物館で催されていた
特別展
「日本の仮面–芸能と祭りの世界」でした。
その時はまだ展示されていなかったのですが、
千本ゑんま堂(引接寺)という
実家から徒歩15分程度の場所にある
お寺の仮面(の写真)があり、
ゑんま堂で毎年
狂言の公演が行われていることを知りました。
しかも京都3大狂言の1つだそうです。
衝撃。
しかも無料。
衝撃。
5月1日〜4日まで計6公演行われる予定だったので、
3日の夜の公演に行くことにしました。
狂言って確か能の合間にやる大衆演劇…?
喋らずにやるんだっけ…?
全然わからんかったらどうしよう…
おもしろくないかな…
と知識ほぼゼロで若干の不安を抱えながら、
でもなんとなく文化人っぽい顔をして行きました。
5月3日の夜公演は、
「篁冥途噺」
「木の本地蔵」
「でんでん虫」
「福釣り」
「紅葉狩り」
の5つの演目でした。
見た感想としては、、、
めっちゃおもしろい!!!
え、狂言ってこんなにおもしろかったん???と驚き。
喋るし(あたりまえ)、
時々わからない言葉もあったけど、
雰囲気で理解できるし、
難しくなくてとっても見やすかったです。
特に3つめの「でんでん虫」は、
話がわかりやすくてすごくおもしろかったです!
あらすじとしては、
高齢の祖父の寿命を伸ばすために
蝸牛の黒焼きが良いと聞いた大名が、
家来に蝸牛を取りに行かせようとするのですが、
家来は蝸牛を知らないため大名は
「額が黒く、腰に貝を付け、時々角を出し、藪陰にいる」
と蝸牛の特徴を伝えます。
家来が探しに出たところ、
たまたま旅の途中に藪陰で寝ていた山伏を見つけ、
特徴が一致していたため、
蝸牛と勘違いします。
山伏は家来をからかって自分は蝸牛だと言い、
囃子物に乗るならば付いていくといいます。
家来は承知し、
山伏の「でんでんむしむし、ででむしでむし」
に対して
「雨も風も吹かぬに出な釜打ち割ろう」と囃し、
踊りまわります。
最終的に
家来を心配してやってきた大名も巻き込んで3人で囃し、
踊りまわりながら退場していくという話です。
あらすじでは伝わりにくいですが、
実際に見るとすごく愉快でおもしろくて声を出して笑いました!
「でんでんむしむし…」
「雨も風も…」の囃しが頭に残って癖になります。
5演目合計で2時間半ほどの公演でしたがあっという間でした!
最初こそ理解できるか不安とか思っていましたが
本当に行ってよかったなと思いました!
実家の近くなのでまた来年も行って
別の演目も見てみたいなと思いました!
今回の公演はYouTubeでも配信されているので、
興味のある方は是非見てみてください!
以上、かんきつでした〜。
レベストジャー・イエロー
かんきつさん
千本ゑんま堂って
閻魔大王が鎮座しているところですよね!
閻魔大王に会いに何度か訪れたことがあります。
迫力のある閻魔大王が迎えてくれますよね!!
そこで狂言か!
「ややこしや~ややこしや~」
NHKのにほんごであそぼが懐かしい
狂言って漫才の起源とも言われていますから
楽しいですよね!!
漫才よりコントの方かも
イエローも文化人のような顔して行きたいわ~~~
編集戦隊レベストジャー!! !!!
投稿者プロフィール
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バイトでママチャリ・ウーバーイーツ!
朱印帳書きのバイトもしたりして
機動力に文字書きはおまかせあれ!
ママチャリ書道家『かんきつ』と呼んでください!!
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コメント
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すごい!文学人!
自分は目の前で狂言をしていても素通り!
今まで狂言や能を見たのは漫才で
さらば青春の光
か
すゑひろがりず
くらいかな。
般若の面は好きなのですが文学劇が頭に入らない!
お笑い以外の芸を鑑賞出来る人を尊敬!
寺ママもいろんな芸を鑑賞出来る人
だから寺ママを尊敬!