2023年4月14日　ポッキー　
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みなさん、おはようございます。

レベストにも3人の新入社員が入社してきました。

初々しい3人の様子を見ていると、

ついつい自分と重ねてしまう。

新卒で入社したあの会社のことを思い出す。

青かったポッキー。

なんであの時・・・という後悔に似た感情が芽生える。

今もまだまだ充分に青いけど、

あの頃の青さと比べればだいぶ赤くなってきたと思います。

 

今回は、前回に引き続きまして、過去に書いたブログネタの補完。

語りつくせなかった話を記したい！ということで、

青いころの失敗談。続編です。

第一弾の失敗談はこちらからどうぞ。

 

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これは20代の前半、若造ポッキーのお話。

ポッキーは、新卒採用で地元の某企業に就職した。

いや、正確には就職する前に逃亡したけど。

採用が決まったのは年が明けた1月。

就職氷河期で、何十社も面接を受けてやっと決まった営業職。

もう諦めようかと考えていた矢先に拾ってくれた会社。

1月に採用の連絡があり、2月から勤務スタート。

学生の身分ですが、研修を兼ねて来れる日は来てくれというやつです。

 

事件はその初日に起きた。

ポッキー、またやっちゃいます。

車で乗り付けるやつｗｗ

学ばない男ｗｗｗ

始業の１時間前に到着し、

敷地内のお客様専用駐車場にドン！

「いやいや、あそこはお客さんのとこー！」

事務所に入ってすぐに指摘され、

回れ右して車を移動。

ただ、自動車通勤は認められていて、

車で出社することは事前に伝えていたので大したミスじゃない。

どこに停めるのかを確認していなかっただけ。

うん、大したミスじゃない。

問題はその後だよ、諸君。

 

 

入社初日。

社内見学を終えたポッキーは事務所にいた。

そこでタウンページのような分厚い冊子を渡される。

「これ、覚えてね」

その冊子はその会社が取り扱っている商品が記載されたカタログで

「だいたいどこに何が書いてあるか入社までに覚えておいて」

そう言ったのは、ポッキーの向かいに座っている40代くらいの営業マン。

その人の名前を「森山さん」とします。

森山さんはいかにも「デキる営業マン」という感じで

「わからんことは、なんでも俺に聞けばいいよ。」

という男前発言を繰り出すような人。

ここでこの会社の概要を簡単に説明しておくと、

店舗や飲食店、事務所などに大型の業務用機械を販売し、

その保守メンテナンスも請け負うような会社です。

アバウトすぎる？

 

「おーい森山ぁ～新人連れて営業行ってこ～い。」

営業部長がそう指示を出すと、森山さんは

「へーい、今日は車（社用車）使っていいすか～？」

手慣れた感じでそう答えると、

ポッキーを外へ連れ出しました。

「お前おるから今日は車や！ラッキー、チャチャチャ！ウー！」

森山さんによると、少ない社用車は毎日取り合いになるようで、

新人のうちは社用車使えるとは思うなよ！と念を押される。

まぁそうだろうな、と思うポッキー。

隣の市まで来た森山さんとポッキーは、

営業活動を開始。

森山さんに付いていくと、どんな営業なのかというのが見えてきた。

取引先と思われるレストランや店舗に入店し、

「〇〇の調子どうですか？」

「そろそろメンテ入っときます？」

「新型ありますよ～」

「あ、こいつ新人のポッキーです～」

などなど、愛想よく店主と話す森山さん。

あぁーこの人すんごいデキる人なんやなぁ・・・と、感心するポッキー。

「よっしゃ、昼飯いこか」

昼食はきっちり自分の分も支払う。

社会人たるもの、先輩が奢ってくれるのではという期待を持ってはいけない。

ファミレスで昼食を取ったあと、

広い駐車場のあるコンビニに社用車がとまる。

「寝るぞ」

そう言うと

シートを倒してグーグー寝る森山さん。

ポッキーは狭い社用車で森山さんと一緒に寝ることに抵抗があり

外に出て煙草をふかしていました。

お昼の時間帯はお客さんも昼休憩を取っているので

営業をしてはいけないらしい。

だいたい14時くらいまではこちらも休憩するんだとか。

いちいち勉強になることを森山さんは教えてくれる。

お昼寝のあと、森山さんが言う

「ポッキー、次はお前ひとりで行ってこい。」

「えっ・・・・」

「もうわかったやろ。いけるいける。」

「ここはどういう機械を売ったところなんですか？」

「いや、ここは新規。飛び込み行ってこい」

「えぇ・・・」

 

回らない寿司屋。

そこに入店するポッキー。

「えいらっしゃい！！」

職人さんが盛大に声をかけてくる。

カウンターのみの客席にはまばらに客が座り、

若い寿司職人が数名、カウンターの中で寿司を握っていた。

 

 

「こんにちは！〇〇（社名）です！」

大きな声で叫んだポッキーを5秒ほど見つめたあと、

黙々と寿司を握る寿司職人。

こちらを凝視するカウンターの客。

流れる沈黙の時間。

「あの、すみません・・・」

おずおずと職人に声をかけるポッキー。

「はーい、ちょっと待ってな」

そう答えた寿司職人に若干の安堵。

それから3分。いや、5分か10分か。

入口付近に立ち、待ち続けるポッキー。

忙しそうやしな・・・。待てって言われたしな・・・。

「あの子、ずっと待ってるで」

お客さんが寿司職人に伝えてくれるくらい待ち続けるポッキー。

そのとき、店の奥から大将と思われる年配男性の怒鳴り声が響いた。

「おい！！お前ちょっとこっち来い！！」

こちらに歩いてきた大将は、ポッキーのスーツの胸元を掴むと

店の奥まで引っ張っていった。

そのとき、カウンターにいた若い寿司職人が

「あ～あ（笑）」

と言ったのを僕は聞き逃さなかった。

そして僕はむちゃくちゃ怒られた。

いま初めて会った見ず知らずのオッサンに、

むちゃくちゃ怒られた。

・営業が正面から入ってくるとは何事だ

・出入口に突っ立ってると邪魔だろう

・営業時間中に何を考えているんだ

・名前は？社名は？代表者は？

・ア〇！・ボ〇！・カ〇！・〇〇！

２０数年生きてきて、

初めてクラスの罵詈雑言を浴びせられた。

まぁでも言ってることは正論。

ぐぅの音も出ない。

その後、裏口から放り出されたポッキーは、

森山さんが待つ車に戻った。

「長かったなー！うまくいったか？ｗｗｗｗ」

何も喋っていないのに、

森山さんは僕の半泣きの顔を見て

腹を抱えて笑っていた。

許すまじ、森山。

あの時の森山さんの顔を僕は二度と忘れない。

 

夕方、事務所に戻ったポッキーは、

今日の出来事を営業部長に報告した。

もちろん寿司屋での出来事も告げ口した。

ねぎらいの言葉を期待したのに、

営業部長の口から出た言葉に耳を疑った。

「あぁそれな！！この前俺が森山にやったやつｗｗｗ」

何なの、この会社。

過酷な１日を終えたポッキーは

次の日からの憂鬱な業務に思いを馳せるのでした。

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ここからは後日談。

デキる営業マンだと思っていた森山さんについてですが、

あとから営業部長に聞いたところによると

ポッキーより一週間早く中途採用で入社したぺーぺーでした。

しかも数カ月の試用期間中とのことで、

試用期間中に結果を残さなければクビになる人でした。

あれから20年。森山さん、元気にしてるかなぁ。

今頃どこの空の下で調子に乗ってるんだろう。

もう還暦も近いだろうし、落ち着いているといいなぁ。

それから、ポッキーがバチクソ怒られた例の寿司店は

今は駐車場になっていて影も形もありません。

正直な気持ちとしては「ざまーみろ」なのですが、

非常識だったのはポッキーであり、

正当な意見を述べていたのは大将の方でした。

なので逆恨みはお門違いですね。

非常識を指摘してくれた大将に、今は感謝です。

 

この会社では他にも面白いエピソードがありますので

また次回以降にお伝えできたらと思います。

あぁ、こうやってまた未来に託す書き方をしてしまう。

今回は嵌められた話であり、失敗談ではなかったかもしれませんが、

ポッキーの非常識な行為が元になった

忘れられない出来事ということで失敗談に分類しました。

今回は長くなったのでエピソード１つでオシマイ。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

ではまた来月！

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レベストジャー・イエロー

ポッキーさん

新人社会人の時代か

人それぞれ物語あり(*´∀｀*)

ポッキーも色々あったんですな(*´∀｀*)

新人の頃かイエローは就職じゃないけれど

某大手I商社でアルバイトをする事に・・・。

みんなが知っている某ブランドの

テキスタイルデザインをしているチームで下働き・・・。

イエロー！初日にやっちまったよ！

デザイナーが持ってきたデザイン画を

GブランドへメールするのをLブランドへメール

してしまい偉い騒動に・・・・。

あの時はホントにビビリバビデブーでした・・・。

それいらいメールする時、あの時を思い出してしまうのよね！

これが！トラウマってやつなんでしょう(｢・ω・)｢ｶﾞｵｰ

イエローってガラスのハートなんだな～って思います(´ε｀ )

編集戦隊レベストジャー！！ ！！！