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20221/5

エピソード1 「異質な世界の実態」

2022年    1月   5日     B・I

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

エピソード1 「異質な世界の実態」

 

眠らない町、

その様子を戸倉太一はいつものように

自宅であるアパートの3階から眺めていた。

「今自分が進んでいる道の先に希望はあるのだろうか」

そんなことを日々自問自答していた。

大学を卒業して一般企業に就職した

私が配属されたのは営業部だった。

正直なところ人付き合いは苦手だったが、

そのうち慣れるだろうと安易に考えていた。

月末になると数字のことで部署内は重たい空気が流れ、

結果を残していない私には

当然のごとく部長から叱咤激励が飛んでくる。

このままではいけないと

自分なりに試行錯誤しながら

お客様のところに何度も足を運んだが、

そう簡単に結果は変わらなかった。

気付けば後輩も入ってきて

自分の存在価値はどんどん薄れていき、

会社に行くことさえ辛い時期が続いた。

二十代も後半に差し掛かった頃、

将来が怖くなり勢いで会社を辞めたが、

将来設計は特に考えていない中での決断だった。

いざ会社を辞めて一日家の中にいると、

こんなにも時間を持て余すのだと気づかされた。

毎日求人募集を眺めては自分には合わないと決めつけ、

何の進展もないまま時だけが流れていった。

支出ばかりがかさむこの状況をなんとかしなければと思い、

次の職が見つかるまでの間、

学生時代に慣れ親しんだ

コンビニのバイトに週に数回入ることにした。

人の出入りが激しいコンビニの求人はたくさんあったが、

その中でも特に時給の高い場所があった。

その場所こそが数多くの夜のクラブが密集している

歓楽街の中にあるコンビニだった。

他の場所に比べると

治安もそれほど良くないので不安な面はあるが、

今の自分の置かれた状況を考えれば断る理由はなかった。

面談当日、

コンビニへ向かうと店舗運営を任されている

オーナーの影山圭一が面談相手だった。

影山曰く、ここ最近人手不足で本当に困っていたらしい。

なおかつ私が

コンビニでバイトをしていた経験があると聞いて、

すぐに採用が決まった。

バイト初日、店舗ごとのルールはあるものの、

ゼロからのスタートではなかったことが幸いして

慣れるまでにそれほど時間はかからなかった。

コンビニの客層はその地域を反映した鏡だとつくづく感じる。

朝から夜の時間の中で忙しい時間帯は

場所によって様々だが、

今いる場所が深夜から朝方にかけて

これほど利用するお客さんがいるとは思ってもいなかった。

深夜でのシフトが増えてきた私にとって、

夜のお店で働いている人々が

疲れた顔をして商品を眺めてる姿が当たり前の光景になっていた。

夜が明けて朝方に街を見回すと、

各店の前にごみ袋の山が積み上げられていて、

何とも言えない静けさに包みこまれていた。

バイトのシフトが入っていないときは

正義感に駆られて転職活動を細々と続けていたが、

ここぞという会社に履歴書を送っても

アピールポイントのない自分に興味を持ってもらえる会社はなかった。

大学生であれだけ一生懸命就職活動をして

掴んだものも手放すとこうも簡単に

手の中から消えていくということを身をもって感じた。

そんな生活が数カ月続いたある日、

始めて影山が食事に誘ってくれた。

自分とは縁のない

オシャレなイタリアンレストランの雰囲気に緊張しながらも、

久しぶりに美味しいものを満足するまで食べた。

「この町の雰囲気にも少しは慣れた?」

料理を食べ終えた頃、影山が聞いてきた。

「僕は夜の世界のことは分からないですけど、

日々身を削りながら頑張っている人が

たくさんいるんだと気づかされました。」

 

「外の世界から見たらこの町は異質な存在かもしれないけど、

今を生きるために必死に働いている人たちの集まりだということは

世間に認知してほしいけどね。」

 

「仕事に対する貪欲な気持ちが

自分には欠けてるような気がします。」

「やることなすこと全てが上手くいく人なんてそうはいないよ。

挫折したときに腐ってしまうのか、

それともそれを糧に飛躍しようと努力するのか、

これこそがまさに人生の分岐点なんじゃないかな。

ところで、戸倉くんは今後どういった道に進みたいという考えはあるの?」

 

「それがまだ曖昧で、正直自分の中で結論が出てないんです。」

「まだまだ若いんだから自分の可能性を悲観してはダメだよ。

コンビニのオーナーとして人を採用したときに毎回思うけど、

アルバイトで入ってくれて感謝する気持ちと

その人の将来のことを考えると

早くやりがいのある職についてもらいたいという思いが

交錯するから困ったものだよ。」

 

下を向き、うっすらと笑みを浮かべながら

影山が何かを思い返すように言った。

 

「ごめんね、こんな話をするつもりではなかったんだけど。」

戸倉は思ってもみなかった影山の本音に言葉が出なかった。

「実はアパートの部屋をいくつか持っていて

人に貸してるんだけど、ちょうど空きが出たから

良かったら使わないかなと思って。家賃タダで。」

「タダですか!」

「場所もコンビニに近いから

今みたいに遠くから自転車で行きかえりする必要もないし、

一人暮らしの家賃ってバカにならないでしょ?」

 

「どうして僕みたいな人にそこまでしてくれるんですか?」

疑問に思ったことを真っすぐぶつけてみた。

「人のために何かしてあげることが

今の自分にとって何よりの生きがいなんだ。

若いころは自分が良ければ周りなんかどうでもいいと

思って損得勘定だけで色んなものを遠ざけたりしてたけど、

ふと気づいたら周りには誰もいなかったよ。

人のために時間とお金を使うことは

種に水をあげることと同じだと思ってるんだ。

1回種に水をあげてもすぐには芽を出さない、

要するにすぐに見返りを求めてはいけないんだ。

大事なのは続けること。

芽が出て花が咲けばそこには深い信頼関係が生まれる。

今は誰とでも表面的に繋がることが簡単な時代だからこそ

信頼できるパートナーを増やしていくことが

人生の豊かさに繋がると信じてるんだ。」

 

信頼できるパートナー、

そう言われて誰一人思い当たる人がいない。

悩み事も自分一人で抱え込んでしまったことが

視野を狭めていたのかもしれない。

人のために繋がる仕事、

まだまだ抽象的だが今後の人生のヒントに繋がりそうな言葉だと思った。

結局、オーナーのありがたい提案を受け入れ、

次の就職先が見つかるまでという条件で部屋を借りることにした。

手狭なワンルームに住み慣れていた私にとって

引っ越し先の部屋は逆に落ち着かないほどの

ゆったりとした間取りだったが、

目標も決めずにダラダラ過ごしていた日々を

変える大きなきっかけにしなければいけないと思った。

バイトの入っていない日、

前から気になっていた駅前の大型書店へと足を運んだ。

書店に入って始めて気づいたが、

中にカフェが併設されていて本を購入した人が

ゆっくりくつろげるスペースが充実していた。

社会人になってから本を読む機会がほとんどなかった私にとって、

本を探す時間はちょっとした宝探しをしているような気分だった。

高校生の時、

仲の良かった友達が週に1回学校帰りに

必ず同じ本屋に立ち寄っていた。

私はそのとき必ず本を買っているのだと思っていたが、

そうではなかった。

毎週本のラインナップが変わるわけでもないのに

どうして必ず立ち寄るのか聞くと、

自分の心と会話をしているからと言われた。

訳の分からないことを言われて

変な宗教にでも入ったのかと心配になったが、

詳しく聞いてみると並べられた本を順番に目で追っていると、

自然と目に留まるものがあり、

それは本能的に興味があるものや今の自分に足りないものらしい。

先週スルーした本でも今週も同じようにスルーするとは限らない。

そうやって新しい知見を取り入れ、

自分の懐を広げる可能性が本にはあるのだと。

そんなことを思い出しながら棚に並べられた本を目で追っていると、

ある本が目に留まった。

それは今の自分と同じような境遇だった人が、

人生をリセットして再スタートを切るために何を考え、

どう行動したかについてまとめた本だった。

直感でその本を購入し、

併設されたカフェですぐに読もうとしたところ、

遠くからでも目立つ金髪の男性が

本を読んでいる姿が目に飛び込んできた。

一人異質な雰囲気を醸し出していたが、

一目見た時からどこかで見たことがあるような気がした。

自分がああゆう雰囲気の人を

見かける場所といったらコンビニでのバイト中だろう。

そう考えたとき、

先日コンビニの外の駐輪場の辺りでお酒に飲まれ、

下を向いて座り込んでいるスーツ姿の男性がいることを思い出した。

この場所に限っては

その光景自体はさほど珍しいものではなく

基本的には声をかけないのだが、

そのまま寝てしまってどうしようもないときは

仕方なく声をかけて結果変に絡まれるということも過去にはあった。

その時もまったく動く気配がなかったので声をかけると、

見た目からは想像もつかないほど謙虚な態度で頭を下げて、

急いで商品を買って立ち去って行った。

間違いない、その男性だ。

お互い気にするような関係ではないが、

その男性とは距離を開けて座ることにした。

コーヒーを買ってすぐに買った本を読み始めたが、

どうも様子が気になる。

どんな本を読んでいるのだろう。

そのことで集中力が続かない状況になったので、

結局家で読むことにした。

数日後、コンビニに例の男性が来た。

お酒が回っていて歩いている姿を見てもかなりしんどそうだ。

状況からして何か声をかけることは当然出来なかったが、

心の中では応援する気持ちが芽生えていた。

駅前の大型書店を始めて訪れた1週間後の同じ曜日、

同じ時間に書店へと足を運んだ。

あの男性がいるかもしれないと思ったからだ。

心の中のモヤモヤを解消するためにも

どんな本を読んでいるのかだけは確認したかった。

店内に入るとすぐに辺りを見回したが、

その男性はいなかった。

そう都合よくいかないか。

先週と同じように目に留まった本を1冊買い、

コーヒーを飲みながらじっくり本と向き合った。

「あの、すいません。」

突然声をかけられたので振り返ると、

そこには例の男性が本を片手に立っていた。


 

 編集戦隊    レベストジャー

レベストジャー・レッド

B・Iさん

今回のお話は、本がメインでしょうか?

本屋さんが出てきましたが(*´艸`*)

最近は、電子化が進んできちますが(≧∇≦)/

紙の本ってやっぱり良いですよね(*´艸`*)

本屋さんに入るとなぜワクワクするんでしょうね

本屋さん大好きです。

ただ本屋さんで本を物色していると

何故かトイレに行きたくなるのはなぜ?

なぜなんだろうか(/ω・\)

そして今回のお話はどのようなストリーなのか

来月が待ち遠しいです(*´艸`*)

編集戦隊レベストジャー

投稿者プロフィール

B・I
B・I

* * * * *

新メンバーで業務部の「B・I」こと大島知弥。月初のブログ当番。彼が書く文章は実話に基づきながらもどこか小説風。しゃちょーから月初当番を任されるのには頷けます。資格試験の猛勉強も継続中!

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    • Deco
    • 2022年 1月 05日

    B.I.さん♪

    新作ですね〜♪
    人が読んでる本って気になりますよね〜!
    逆に自分が読んでる本を、知られるのは少し恥ずかしいような気持ちもあるような。

    今後の展開がまた楽しみです。
    私も今年は沢山、本を読みたいと思っています( ᵕᴗᵕ )

    • 寺ママ(・∀・)
    • 2022年 1月 05日

    舞台は歌舞伎町のような歓楽街のコンビニ?
    金髪にスーツの職業はホスト以外にあるのか。
    金髪スーツ男は物語の核となる?
    本屋さんでの人間観察から物語が生まれたのかしら。
    この後、あっと驚く展開が!?
    なんて言ったらハードルあがっちゃう?

    • @うちぞの
    • 2022年 1月 05日

    BIの新作スタートだね\(^o^)/
    ということは、月のはじまり、年のはじまり~!
    っという訳で、今回は悩ましい青年の物語ですな。
    これからどう展開していくんだろ??
    楽しみです!
    人生まっすぐ進めればよいんだろうけど。。。。
    回り道ばっかりでね。
    人生、失敗、挫折の繰り返し。
    いま読もうとしている本のタイトルなんか
    「リーダーの挫折力」だもん笑
    失敗を笑い飛ばせって書かれてる
    小泉元総理がいってたよね。
    人生には3つの坂がある。
    「上り坂、下り坂、まさか」
    激しいアップダウンこそ、人生本望ってことなのかな?!
    これからの展開、楽しみにしてます(^^)

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