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珍事遭遇
2019年4月12日 ポッキー
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
皆さんおはようございます。
月初に投稿されるB.Iさんのブログを見ると
私の毎月の投稿はとても陳腐なものに感じます。
見返すたびに自己嫌悪w
どうもどうも、ポッキーです。
さて今日は・・・
珍事遭遇と題しまして、私が過去に遭遇した話を。
そして今回は、B.Iさんの真似をするwww
ちょっと小説風にするwww
一番やっちゃいけないと思っていたけれど・・・
もうええねん。
自分を捨てるねん。
俺はB.Iになりたいんや。
珍事その1 曲がったアレを戻してもらった話
大学生の頃。
私は1年生から2年生まで、片道2時間の電車通学をしていた。推薦入学を狙って受験した某大学には、センター試験よりかなり前から合格が決まっていた。受験勉強が嫌だから、とは言っていないが、この大学に行きたいんだと我儘を言い、親が望む大学には行かなかった。そのかわり一人暮らしは認めないと。
今思えば、無理にでも一人暮らしをしておけば良かったと心から思う。大人になり、結婚して子供ができたとき、自分が一人では何もできないことを痛感した。生きることはできても、生活力がないのは人生にとって痛手である。
そんな私が電車通学を止めたのは大学2年生の途中。姉が購入したクルマを、さも自分のモノであるかのように乗り回す私。クルマ通学を開始したのである。
ここまで書けば、「曲がったアレ」とは何なのか、推察できる読者もいるだろうか。決して性格が曲がっているとか、そういった話ではない。物理的なやつだ。
ある日の大学からの帰り道。
お金が無い大学生の典型だった私は高速道路にも乗れず、ただ一般道をひた走っていた。一般道であっても電車通学の半分に近い時間で、大学から自宅までの道のりを移動できた。だがその日は違った。
学校のすぐ側にある駐車場を出たのは1時間半前。事故による渋滞のせいで、道のりの半分までしか来ていなかった。迂回路はとうに過ぎ、県境の一本道はクルマで埋め尽くされていた。遅々として進まない長い列に苛立ちながらも、どうすることもできず、ただ車内のカーステレオ(いまどき言わない)から流れる音楽を口ずさんでいた。
「夏の思い出~手をつないで~歩いた海岸線~♪」
突如、クルマが振動した。
大きな音が鳴った。
音のした方を見ると、一台の原付きバイクが左前方に止まるところだった。片側1車線の決して広くはない道。渋滞する車列の左側をすり抜けたバイクである。ヘルメットの裾から見える長い髪から判断するに、運転手は女性だった。女性は両足をバイクの両側に降ろし、地面を蹴ってバックしてきた。
バイクに接触したのか?思いながらウィンドウを開けようとしてギョッとした。ドアミラーが反対側に曲がっていたのである。運転席から鏡面が見えないほどに。
女性はそのままソロリ、ソロリとバックしてきて、私のクルマの横に停まった。そして、おもむろにドアミラーを掴み、バキッと音をたてて強引に元の状態に戻したのである。彼女は自分が曲げ、強引に戻したドアミラーをしげしげと見つめ、こちらをチラリとも見ず、そのまま走り抜けて行った。
呆然とした。
間違いなく、一人で「エェェ・・・」と呟いていた。
そして力なく笑った。
珍事その2 相手のケツに突っ込んだ話
私が大学3年生の頃。
ある女の子をクルマの助手席に乗せ、他愛のない話をしながら、いつものように運転していた時のことだ。
彼女の名前を晴子としておく。
晴子は瞳の大きな、とても可愛らしい女の子。年齢は私より1つ下で、私の先輩であるコウちゃんと交際していた。3人で食事に行ったり、晴子の友達を交えて旅行したり。同じ講義を受講することも多く、学内にいるときにはほとんどの時間、コウちゃんや晴子と共にいたと記憶している。
コウちゃんが4年生になり就職活動を開始。大学に来る頻度が減り、彼と顔を合わせることも少なくなっていた。その分、晴子と二人の時間が増えていたのだが、話題はいつもコウちゃんだった。とはいえ先輩(私)と後輩(晴子)という関係から、徐々にではあるが、もう少しだけ親密な間柄になっていたのは事実だろう。
講義が終わったあとは、晴子を彼女のアルバイト先やコウちゃん宅まで送っていくのがその頃の日課になっていたが、彼女は金曜日にアルバイトをしなかった。
休みの前日はコウちゃん宅。
いつもそうだった。
その日もそのはずだった。
教授の癖がひどいとか、トイレに入ったら流してなかったとか・・・本当にどうでもいい話をしていたと思う。そんな話をしながら毎度のごとくコウちゃん宅にクルマを走らせる私。
そして晴子が唐突に言った。
「あー・・・ごめん。自宅でいい」
「ん?そうなん?今日って金曜日やんな?」
「うん、でも自宅に送って」
「うぃ」
「・・・」
「・・・なんかあった?」
前方の信号が青に変わった。
「なぁポッキー、知ってた?」
「なにを?」
「コウちゃん、死んでしもた」
「え?」
彼女の顔を覗くと、大きな瞳いっぱいに溜まった涙。
次の瞬間、
ガチャーン!
進んでいたはずの前のクルマが停まっていた。
晴子は笑った。
路肩にクルマを停車させると、前方のクルマから気の弱そうな女性が降りてきた。何者かと電話をしながら。
「どうしよう・・・後ろから当てられた・・・」
「うん、どうしたらいい?」
電話口の誰かに指示を仰いでいる女性に対して、まずは電話を切って話をしましょうと持ちかけた。そして3人で接触箇所の確認。見たところ損傷は無い。
ヘコミすら無い。大丈夫、いける。
「いや~すみません。怪我とかないですか?」
「・・・はい、大丈夫です」
「ヘコミも無いし傷もないですね」
「・・・はい、そうみたいですね」
「じゃ、警察とか時間がかかるし・・・」
「・・・はい」
「それじゃ、そういうことで。スミマセンでした!」
穏便に去ろうとした。
クルマに乗ろうとした。
ふと見ると、相手のそばに佇み、何かを問いかける女。
「ホンマに大丈夫?」
晴子である。
「痛いところない?」
タメ口である。
「・・・大丈夫です」
ほら、本人が大丈夫って言ってるじゃん。
「でも凄い音したし、今は痛くなくてもさぁ」
晴子、しつこい女は嫌われるで。
「・・・大丈夫です」
ですよね!では、サイナラ~。
自分のクルマに戻り、晴子に言う
「ああいうときはササッと去ろうや」
「でも心配やん。何かあったらアカンし」
そうね。でもそれ、満面の笑みで言うことじゃないで。
その後もケラケラと笑いながら
「ポッキー、鈍くさいーww」
だの
「ポッキーの目は節穴やなww」
だの
「下手クソは運転控えてなww」
だの、ボロクソ。
「元はといえば、お前の発言・・・」
で、思い出してさっきの話に戻した。
彼女の話によると
「コウちゃんは男として死んだ」
とのこと。
シモネタかよ。
(ポッキー注:小さな事故でも必ず警察に届けましょう。絶対。)
:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:
他にも珍事はあるのですが、今回はここまでにしようと思います。
珍事その3の題名は「つながることに臆病だった話」
珍事その4の題名は「ヒッチハイカーとの秘め事の話」
いつか機会があれば書くこともあるかもしれません。
B.Iさんの真似をしたら、結構ノッてしまったです。
しゃちょーの反応を見て今後の書き方を考えようw
というわけで、今回はここまで。
ポッキーでした。
see you!!
PS
カールの写真を一枚だけ載せます。
近頃、カールの名前を呼ぶと、
小さな声で「ほぁ~い」というのが可愛い。
はい、今回はポッキーさんの若かりし頃の犯歴が垣間見えるブログでしたねww(20年近く前なので時効と言うことで許してやってくだせぇ)憧れのB.I氏に近づけたのか、はたまた更に遠ざかったのか….感じ方は読者の皆さま次第です!!w(最後のsee you!!もTAKE☆COからのパクり説) 運転していなくとも、ヒヤリとする場面に遭遇することありますよね?昔、通学途中に駅前を歩いていた時、乗用車に撥ねられた男性が人形のように何メートルも飛び上がった瞬間を目撃したことがあり、あまりの衝撃と、目の前で起こった出来事の恐ろしさにショックを受け、その日は学校へ行けなかったという事がありました(決しておサボりしたわけではないのですよ)。もちろん自分自身が怖い目に遭った事もありますし、自分では気をつけているつもりでも、事故は突然向うからやってきます!常に命のアンテナをピンと張りめぐらせ、自分の身は自分で守るという意識を持ちましょう!!なんだか今日は交通安全課からのお知らせのようなコメントになってしまいましたw
カールは、日々可愛らしい「ほぁ~い」で、ポッキーパパが今世で背負ったカルマ(業)を払拭してくれているのでしょうwなんて親孝行なんだ、カール(;;)!!!w
投稿者プロフィール

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レブログ初代編集長、「ポッキー」こと中川卓。各記事にコメントをつけていたが、当たり障りのないコメントを連発したため編集長の座を明け渡すことになった、かつての編集長。レベストで一番「凡」の字が似合う男(自虐)
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コメント
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B.I氏の青春小説に対抗して
ポッキー氏は東スポ小説(主に見出し)でしたね
ありがとうございます(私は好きです、ちっちがっそんな意味じゃないんだからねっ
カール氏の写真で万事解決です
許されます