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201811/1

変化は栄養

2018年11月1日 B.I 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

日経新聞を読んでいるとこの言葉が目に飛び込んできた。

そのページは家計簿アプリを手掛ける株式会社マネーフォワードを創業した辻社長のインタビュー記事だった。

記事の中では幼少から大阪・天王寺で育った辻社長がソニーの経理部門に就職し、2012年にマネーフォワードを創業、2017年にフィンテックを扱う国内のスタートアップ企業として初めて東証マザーズ市場に上場するまでの軌跡が書かれていた。

激動の人生の中で経験したこと(変化)が、今の自分自身を支える糧(栄養)になっているということだ。

こういう記事を読むとこれまでの自分の人生はどうだったかとついつい比較してしまうが、人は人、自分は自分と正当化してきた。

ただ、最近人生において変化の多い人ほど充実した生活を送っているような気がしてきた。

あの出来事をきっかけに・・・

 

ある日、自分の部屋で書類を探していると引き出しの奥に1冊の本を見つけた。

見慣れない黄色い本を手に取ると本の中から封筒が滑り落ちた。

なんだろうと思い、封筒の中を見ると数枚の写真が入っていた。

うわ~懐かしい。

それは高校時代に修学旅行で北海道に行った時の観光地で撮ったクラスの集合写真だった。

 

 

集合写真の後ろに写る小樽運河、日高ケンタッキーファーム、美瑛・新栄の丘などの景色が懐かしい思い出を甦らせてくれるが、クラスメイトの顔を見て意外とみんなの名前を覚えているものだなと思った。

黄色い本の表紙には北海道修学旅行文集と書かれており、修学旅行を終えての感想文が載っていた。

 

自分自身が書いた文章を読み返してみると、そういえば当時は一生懸命考えてこんな文章を書いたなという懐かしさと、書き方がまだ子供だなという恥ずかしさを感じた。

最近旅行に行ってないからどっか行きたいな。

ただ一人で行くのはちょっと寂しいな。

そう思い、ある友達に久しぶりに連絡を取ってみることにした。

「久しぶり。元気にしてますか?去年は忙しい中わざわざこっちに来てくれてありがとう。実は今度の休みでどっか旅行に行こうと思ってるんだけど一緒に行ける人募集中です。よかったら連絡ください。」

連絡を送った相手は高校で同じクラス、同じ野球部だったダイキだ。

就職先が広島の会社だったこともあり5年は広島にいることになる。

去年高校の野球部でキャプテンをしていた人から久しぶりに集まらないかと連絡があった。

ダイキと私を含め6人が集まり、昼にバーベキュー、その後公園で野球をして夜は居酒屋でお酒を飲み交わす楽しい1日だった。

その帰りしなに「よかったら今度広島に来てよ。車で案内するから。」とダイキに言われたのを思い出した。

そういった去年の出来事を思い返しているとダイキから返信があった。

「久しぶり。1年ぶりくらいかな?予定あいてるから旅行行こうよ!場所はどこにする?」

「去年こっちに来てもらったから広島を案内してくれたら嬉しいな。無理にとは言わないけど。」

「本当に?大歓迎!色々案内するから来て。」

日にちと待ち合わせ場所を決め、数日後1泊2日で広島に行くことになった。

 

 

迎えた当日、広島駅行きの新幹線に乗り込んだ。

広島駅に着く直前にもうすぐ着くという連絡を入れると、

「ごめん。少し遅れそう。」とダイキから返信があった。

待ち合わせ場所に着くとそこは車の送迎場所で車が入ってきては人を下ろしたり、反対に乗せたりと入れ替わりが激しかった。

するとそこに一際目の惹く外車が入ってきた。

青色のBMWでぱっと見はかっこいいが、これで街中を走るとかなり浮くだろうな。

自分に自信がある人しか乗れないな。

どんな人が乗ってるんだろう。

すると運転席から一人の男性が降りてきた。

あの後ろ姿どこかで見たような気が・・・

「お待たせ。遅れてごめん。」

「お前かい!」心の声が出てしまった。

「びっくりした?半年ぐらい前から少しずつ髪を染め始めたんだけどどう?」

違う。違う。そっちじゃなくて車!こんな目立つ車に乗ってたの?

「あれ、みんなには言ってなかったっけ?どうせ買うならかっこいいのがいいでしょ。」

ダイキは高校生の時真面目な性格だった。

テストでは高得点を取り、野球部でも日々の厳しい練習に愚痴も言わず取り組んでいた。

去年久しぶりに会った時も物静かな感じで性格は高校の時とあまり変わっていないように感じた。

人間って1年間でこんなに変われるものなのか?

車好きの男性は結構多いからな。

そう自分に言い聞かせた。

「そしたら行こうか。」

車に乗り込み駅を後にした。

 

「昼ごはん食べた?」

「いや、食べてない。お腹空いたわ。」

「そうしたらまずお昼食べに行こうか。」

「何か食べたいものある?」

「んー、広島のお好み焼き食べたいな。」

「おっ、いいね。そしたら普段俺が行ってるお勧めのお店に行こうか。」

街中を車で走っていると広島東洋カープを応援する旗や看板が次々目に留まる。

「カープ盛り上がってるね。」

「ここ数年すごいよ。俺も今年だけで3回マツダスタジアムに行ったけど、子供からお年寄りまで大盛り上がり。何といってもカープ女子と言われる若い女性ファンが増えたのがいいね。

 

あれっ?俺の知ってるダイキってこんな感じだっけ?

駅で会ったときから頭の中で少しずつ歯車が狂い始めていた。

「たまにカープを球場で応援しているを見るんだけど、後ろの席で応援しているカープ女子が野球のルールが分からないでいる時に、さっと教えてあげると、野球経験者ですか?って聞かれるから、ちょっとしてただけですよって謙遜するわけ。これが会話の糸口になって試合後ご飯を食べに行くという名付けてゴールデンルート。この人生で5回くらい見たかも。」

ダイキ、君は僕の知らない世界に足を踏み入れたんだね、そう思った。

お店に着くとダイキが手際よくお好み焼きを作ってくれた。

味はもちろんおいしかったが、何が彼を変えたのか、広島という町なのか、それともこっちで知り合った友人なのか、その答えが気になり始めていた。

店を後にし、車に向かう最中、これまでとは違う低めのトーンでダイキが話しかけてきた。

「ごめん。1個だけお願い聞いてくれない?」

何だろう。これまでとは違う空気感に嫌な感じがした。

「実は・・・ペットショップに一緒に来てくれない?」

「えっ、ペットショップに?」

「ずっと犬を飼いたいと思ってるんだけど、今の一人暮らしの生活リズムを考えると飼えないじゃん。見るだけならと思ってペットショップに行って犬を抱っこしようものなら理性を失いそうで怖いからさ、お願い。」

立派な大人だから歯止めはきくでしょ、と思いながらも

「とくに予定が決まってるわけでもないし行こうか。」と答えた。

「ありがとう。悪いね、わざわざ来てもらったのに。さっと見たら観光地案内するから。」

今日一番の笑顔を見せるダイキと車に乗り込んだ。

ここというペットショップを事前にリサーチしていたのだろう、ナビも入れずに車を走らせた。

店の前に着くと、建物が思っていたより大きかったことにびっくりした。

どうやら犬以外にも多くの動物が販売されているようだ。

テンション高めのダイキのあとについていくように店内に入ると一直線に犬の販売スペースに向かった。

数十頭の犬を目の前に喜びが隠しきれないのか1頭、1頭と目線を合わせるようにして顔を近づけていった。

 

 

私と1年ぶりに駅で会った時はそんなに表情を変えなかったのに、犬を目の前にしてのこの表情を見ると少し複雑な気持ちが湧いてくるが、一方で高校時代に私の知っている心優しいダイキの一面を再確認できたような気がした。

やっぱり人間は多少年月が過ぎ容姿が変わっても、性格などの根本の部分は変わらないものだと思った。

犬と一通り触れ合い満足したのか「そしたら行こうか」とダイキが言った。

あれっ、思ったよりあっさりしてるなと思ったが、店を後にすると「犬と触れ合ってると嫌な事を全て忘れさせてくれるね」と小声で言った。

それを聞いてやっぱり名残惜しいところがあるのだと感じた。

その後は観光地を数か所案内してくれた。

気づけば時刻は夕方6時だった。

「確か今日は広島駅近くのホテルに泊まるんだったよね?」ダイキが聞いてきた。

「そうだよ。近くに食事できるお店やコンビニもあるからね。」

「もしよかったら一緒に飲みに行かない?」

「俺は全然いいけど車どうすんの?」

「そんなん代行で帰るよ。広島駅からだったらそんなに遠くないし。」

「なんか悪いね。あと、ダイキそんなにお酒強くなかったよね。一年前の飲み会でも最初の1杯目でけっこう酔ってたから帰りの事を心配して無理しないようにみんなで気をつけてたからさ。」

「実はあれ以降飲みに行く機会も増えてお酒が好きになったから大丈夫。」

「本当かな?強いか弱いかは体質的な事もあるから心配やわ。絶対に無理しないでよ。」

「よし。そうと決まれば広島駅に向けて行こうか。」

ダイキから飲みに誘ってくれたことは嬉しかったが、お酒の強さに関しては強気に発言しているなと思った。

 

 

広島駅近くのパーキングに車を止め、夜の街に繰り出した。

休日ということもあり、街は人で溢れ、外国人観光客の姿も数多く目にした。

街を散策しながら歩き、目に留まった居酒屋に入った。

席に着き、とりあえずビールで乾杯することにした。

「今日は車で色々案内してくれてありがとう。あの派手な車にも慣れてしまったわ。」

「しまったってどういうこと?」

「いやいや、特に深い意味はないから気にしないで。」

そんなしょうもない会話が続いたが、気の合う人と本音で話す機会というのは改めていいものだと思った。

「このあと1か所来てほしい場所があるからここではお酒を控え目にしといて。」

「何?お勧めの場所でもあるの?」

「それは行ってからのお・た・の・し・み。

言い方恋人か!男同士で気持ち悪いわ。だいぶ酔いが回ってるやろ。」

「まだまだ夜は長いよ。」

お互いお酒はそこそこに店を後にし、ダイキお勧めの店に向かった。

その場所はとあるビルの2階に店を構えていた。

2階に上がりダイキが扉を開けるとそこはオシャレなバーだった。

異空間に来た雰囲気で一瞬圧倒されたが、勢いで足を踏み入れた。

「ダイキ、すごいお店知ってるな。」と心の中で思い、二人でカウンターに座った。

目の前のバーテンダーが「何にいたしましょうか?」と聞いてきたので、

「ジントニックで」とダイキが即答した。

かっこいい、さすがに慣れてるなと思った。

「横のお客様はいかがいたしましょう?」と聞かれたので、

「えー、そしたらハイボールで」と緊張交じりの声で注文した。

「バーテンダーとのやりとりも慣れてるね。ここに来るの何回目?」と聞くと、

「初めてだけど。」

「・・・えーーーウソ。もっと初めて来た感じを出してよ。」

ふと我に返り気持ちが緩んだのか先にお手洗いに行っておこうと思い、ダイキに一声かけ席を外した。

お手洗いを済ませ席に戻ろうとした時、ダイキとバーテンダーが笑顔でひそひそ話をしているのが目に入った。

特に気にすることなく席に戻るとバーテンダーが1杯のお酒を作り始めた。

そしてお酒を作り終えると、「よろしいですか?」とダイキに声をかけた。

「お願いします。」というと、そのお酒をダイキの3つ横の席で一人でカウンターに座っている女性に差し出した。

「あちらのお客様からです。」

女性がこちらを向くのと同時にダイキは笑顔で会釈をした。そして、すぐにこちらを振り返り口パクで「決まった!」と言った。

こんなんドラマでしか見たことないわ、と思っているとダイキの肩越しに女性が苦笑いを浮かべているのが目に入った。

 

 

このサプライズが成功するのはかっこいい俳優がしているから絵になるのであって、僕たち一般人がするにはリスクが大きすぎる。

こういうことを初めてきたお店でさらっと出来てしまうところを見ると、ペットショップで見たダイキの心優しい一面がどこかに遠ざかっていく気がした。

ただその一方で、今日一日を振り返り、高校時代のダイキはこんなに積極的で楽しそうな雰囲気を出していたかなと疑問に思った。

広島に住み、多くの人との交友関係で築き上げてきた人生の「変化」が、経験と言う大きな「栄養」としてダイキを成長させているような気がした。

そんなダイキの姿をどこか羨ましく見ている自分にはまだまだ変化が足りないのだろう。


編集長

カズマの次はダイキ!またしてもこじらせている気配がプンプンと。。
B.I氏のご友人達はなぜこうも癖が強いのか…ww私からすると一見物静かなイメージのB.I氏。「類は友を呼ぶ」っていうけれど、、、??w
ペットショップであの可愛い子達を目の当たりにしてよくぞ連れ帰らずに我慢できましたね。
「立派な大人だから歯止めはきくでしょ」←きかないんだなーこれが。
私の母はぶらりと暇つぶしに寄っただけのペットショップで、ひょいと抱っこしたトイプー♀に突如「あなた、うちの子になる?」と言うやいなや、無断で父のクレカ(家族カード)をシュッ。当時単身赴任中だった父(奇遇にも赴任先は広島だった!!)は翌月クレジットカードの超高額な請求金額に驚き激怒!!!というちょっとした事件がありました。
…話が逸れたけど、私も最近ふとしたときに学生時代のの友人に会いたいなーとよく思います。歳かなぁ?wみんな地方に散り散りなので、旅先には困らなさそうだっ♪
最後に、ダイキの「ゴールデンルート」、いつか正夢になるといいですね!!w
P.S.
マネーフォワード、私もアプリ使ってます!
お金について学べる無料セミナー等の紹介もあり、いつか受けてみたいな~と…\\\

投稿者プロフィール

B・I
B・I

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新メンバーで業務部の「B・I」こと大島知弥。レベスト男性社員で一番の若手です!数々の資格保持者。

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    • 高橋み
    • 2018年 11月 01日

    こじらせ男子の
    夢のゴールデンルート。。。
    夢なんでしょ。。。ゴールデンなんだ。。。
    広島球場で応援してるところから夢なんでしょ。。。

    仰る通り「青のBMW」のように
    派手目の車に乗ると言うことは
    自分に自信があると言うことでしょう
    なにかの変化がそれをもたらしたのかも?
    広島なんでしょうか。。。
    お仕事なんでしょうか。。。
    女性。。。は無いかなwww
    自信があると見せている行動から
    何やら別の縁を作れそうな感じがします

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