2018年2月22日　髙橋み　
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みなさんごきげんよう。
この2/3に無事に。。。え、無事？これ無事？
まぁ今は元気です。
厄が明けました高橋みです。

後厄も終わると無敵になった気がしますよね！(気のせい)
同時に住吉大社の初辰詣りの小ネコさん48体コンプ！！

ネコさん48体

厄明け当日の2/3に住吉大社へお礼参りのついでに
小ネコ48体　⇒　中ネコ1体
の交換を行って参りました。
この交換で2回目、ようやく左右一対が揃いました。
毎月1体の小ネコを購入し、
足かけ丸8年。
次に48体の小ネコさんが揃うと中ネコさんと合わせて
大ネコさん1体と交換になります。
それまであと4年。
大ネコ左右一対で満願成就ですので、
残りはあと16年ですね。

四十八辰！始終発達！

中ネコさんが左右揃いました

昨年1年間、投機対象として世間を騒がせ
今年に入って大暴落を続けている暗号通貨ですが、
これらはただの金融商品ではなく、
その発祥には大義を持っているものが少なくありません。

ここでお話するのは国家のコントロール下に無く、
なんらかの団体により定義された価値共有指標である「暗号通貨」について
先日訪れました西宮蔵開の思い出と合わせて述べていきたいと思います。

西宮蔵開ポスター

今から書きます内容はけして
「暗号通貨への投機、投資をお勧めするための文章ではない。」
と言うことを念頭に置いて読んで頂きたいと思います。

日本では法整備が他国に先行しており、
暗号通貨による決済もedyや交通系電車マネー決済と同じと扱うことができます。
また、「仮想通貨交換業者（いわゆる取引所）」も
登録制により公的に官製通貨との交換業務を行うことが認められています。

※日本では言葉として「仮想通貨」と「暗号通貨」をほぼ同じ意味として扱っています。

（日本においてだけ使われ方(定義)に違いがあります。本稿では固有名詞を除き「暗号通貨(Cryptocurrency)」としています。同じと言ったり違うと言ったり、何を言っているか分かりませんか？日本ではよくあることです。そもそも英語圏では「仮想通貨(Virtual currency)」と言う言葉は無いそうです。)

ただ、

目まぐるしく動く情勢に合わせて法整備が進められていることから、
暗号通貨にご興味の方は常に環境の変化に敏感であるべきと思います。

暗号通貨は、現在では既に1000種類超も存在していると言われています。（諸説あり）
日本の取引所で扱っている暗号通貨はその中のわずか10種類程度です。
これらの暗号通貨には、
暗号通貨を誕生させる「大義」または
暗号通貨を利用できるほどの「共通価値を持ったコミュニティ」を持っています。

西宮の宮水井

では、編集長を困らせないように本題に入りましょう。
メジャーなあのコイン、
そして今注目されているアルトコイン（後発の次世代暗号通貨）をいくつか。。。

【　１．ビットコイン(BTC)　】

興味の無い方でも耳にしたであろうもっともメジャーな暗号通貨の代表格です。
現在の暗号通貨の資産価値において世界最大（ダントツ）です。
その特徴は。。。

独自のものとは今は言えず、
現在の各種暗号通貨のプロトタイプとなっています。

a）管理主体がいない

国の管理下にあり国がその通貨価値を保証する通常の官製通貨とは異なり、
各国の通貨の強弱による取引の有利不利が発生しません。
国境を感じさせない取引を可能にします。
その開発でさえも謎の人物「サトシ・ナカモト」の論文に基づいて、
有志によりシステム化されており、「発行主体」は存在していません。
ブロックチェーンと呼ばれる暗号・解読ルールに基づく記帳システムにより、
多数の第三者によって各取引の証明をします。

つまり、その時の「取引」そのものさえ成立していることが証明できれば、
問題ないとされる価値観であり、
これまでの「取引」の常識であったその取引の裏付けとなる「信用」が不要となります。

酒蔵に着く前にチェイサーを購入

ｂ）発行量の上限が設定されている

現在、ビットコインが発行されるのは約2100万BTCまでと設定されています。
これは金兌換券が発行されていた時代に、
金の総量以上に発行された通貨の価値が落ちたことを反面教師としたためと言われています。
これにより通常の官製通貨のように、
大量に発行されて通貨の価値が下がるインフレーションを起こす可能性が低くなっています。
昨年末までには約1680万BTC(約80%)が発行されており、
2033年にはほとんどの発行が終わるとされています。
※4年ごとに発行量が半減するルールがあり、全量が発行されるのは2140年の想定です。

会場から人が溢れる「徳若」の万代大澤酒造

ブロックチェーンには取引量が増えるほどに処理が重くなる非常に無駄が多い技術です。
(重くなることが暗号化には重要と考えられています)
処理を軽くするためにブロックサイズを小型化したビットコインキャッシュ(BCH)や、
ブロックサイズを選択制にして一般の機械でも採掘(マイニング)可能とした
ビットコインゴールド(BTG)は、
ブロックチェーンの弱点克服を目指したビットコインからの派製品であり
基本理念は同じと言えます。

無料試飲じゃ足りねぇ、次は有料だ

【　２．XRP　】

XRPはリップル社が発行した暗号通貨ですが、
「リップル」を暗号通貨の呼称として使われることがしばしばあります(本当は違います)。
リップルは実はビットコインよりも歴史が古く、2004年に開発されています。
(ビットコインは2008年に論文が発表され、その後有志により開発されています)
ただ、この時は暗号通貨としてではなく、決済システムとして存在しており、
その後の2013年にリップル社によりブロックチェーンを利用した
暗号通貨「XRP」を発行したことからアルトコイン(ビットコインより後発の暗号通貨)
の1つとして取り上げられています。

その特徴は、

a）リップルネットワーク

ビットコインのように不特定多数の採掘者を採用せず、
リップル社が指定する承認者によって取引を分散台帳に記帳していきます。
これによりビットコインでは決済に10分以上要するところを、
数秒での決済を可能にしています。
この決済のスピード化が武器となり、
国際間送金を多数行う大手企業や金融機関の注目を集めています。
メガバンクがリップル社と提携して送金実験を行ったことは大きなニュースになりました。

これまでの国際送金では、
10000円をアメリカに送る(日本の銀行)
⇒ドルに換金(手続き・数日)
⇒ドル(米国の銀行)で着金
でしたが、この過程にXRPを介させることで、

10000円をアメリカに送る
⇒XRPに換金(リップルの処理・数秒)
⇒ドルで着金
となって、送金スピードと手数料を下げることが実現できます。

この、［ 銀行 ］　⇒　［リップル］　⇒　［銀行］
の形のネットワークを「リップルネットワーク」と呼んでいます。

ぐい呑みももらえる有料試飲は4年ものと7年ものの大吟醸

b）World Community Grid

XRPの取引の「承認者」とは、「World Community Grid」と呼ばれるコミュニティであり、
それは国際的な「病気の発見や治療の研究に役立つ計算をするコンピューター群」を示します。
名前を知らなくてもその活動を聞いたことがある方も多いのでは？
病気に関する計算を暗号とし、その回答を送信することで、XRPを受け取ることができます。
つまり、暗号を解くと言う過程を無駄にせず、
病気という特定の難題解決にその能力を割いていると言えます。

何かの取材中

【　３．Ether(イーサ)(ETH)　】

イーサはイーサリアム・プロジェクトにより規定される暗号通貨で、
時価総額ではビットコインに次ぐ規模。
リップル同様、「イーサリアム」を通貨単位のように呼称されるケースが多いですが、
正しい通貨単位は「イーサ」。
その特徴は、

a）スマートコントラクト

イーサリアムには他の暗号通貨と同様に取引を記帳していく機能と同時に、
その時の「契約内容」を記録していく機能を有しています。
つまり送金の予定などを記録しておけば、
その契約（コントラクト）がシステムにより自動で執行されます。
例えば「割引」、
『1週間以内に同じ商品を購入頂けるなら半額にして販売します』
と言う契約を記録した場合、
実際に1週間以内に同じ商品が購入されたタイミングで、
最初に購入した過去に遡って「割引」の契約が自動で執行される。
と言った活用法があります。
契約の内容が半永久的に保管されることから、
「契約の経緯」、「権利の譲渡」の流れなども過去に遡って確認することができます。
つまりは信用情報の蓄積が、取引の成立と同時に行っていけるとも言えます。

お隣も無料開放中でした「寶娘」の大澤本家酒造

【　4.iXLedger(IXT)　】

上記のブロックチェーンやスマートコントラストの考え方は、金融市場のみでなく各種業界に広がりを見せており、ゲーム市場はもちろん(セカンドライフが元祖とされています)、教育市場などの仕組みにも密接にリンクすることとなっています。
このiXLedger(IXT)は、2017年にロンドンで創設された保険会社と再保険会社を結ぶ「プラットフォーム」です。

その特徴は、

a）絞り込まれた用途

iXLedger(アイエックスレジャー)は、イーサリアムの技術に基づいて作られており、つまりその取引情報の中に「保険に関する契約情報」が織り込まれています。保険会社と再保険会社の間に経験豊富なブローカーが介在し、その保険のリスクと料率を検討する仕組みが従来はありますが、iXLedgerの中に蓄積された信用情報が、そのブローカーの必要性を廃し、直接保険商品(再保険商品)の売買を可能としています。

b）目指すものは「代替市場」

上の3つで紹介しました「特徴」を生かし、IXTは既に試作品を開発しています。世界的大手再保険会社である米国のGen Re(ジェネラル再保険)と提携し、目指されているものは再保険市場の効率化、保険業界の代替市場を目指しており、用途が絞り込まれていることから競争が起こりづらく、市場規模はニッチな割にはとても大きいことも特徴と言えます。

※IXTは日本ではまだ取り扱っている取引所はないので、BTCなどを使って自分で取引する必要があります。

にごりも呑めたぜ！！

このiXLedgerのように特定業界のスタンダードを目指す動きが始まっています。
ただし、ニッチでマニアックなものが多く現れ、「魔境」と呼ばれているものも多く。。。。
例えば、

Manutax：不動産業界
Potcoin：大麻市場
Dogecoin：犬市場

いろいろ探してみると面白いものがまだありそうですね。

暗号通貨にはまだ技術的に多くの課題があります。
そして、そこに大きな野望と期待も含まれ、
その結果、内包される資産が乱高下していますね。
単なる投機対象としてのみ見るのではなく、その意義や志に対して、
「のっかる！」「賛同！」の意思表示の感覚で「コミュニティに参加」するのが
良いのかもしれませんね。

私は。。。一種のコミュ障なので、暗号通貨(コミュニティ)はちょっとめんどい。。。
一人で極寒の雨の中、酒蔵をはしごするくらいですし。。。
ちなみに「徳若」の万代大澤酒造さんと「寶娘」の大澤本家酒造さんは親戚関係で
大澤本家酒造さんにお話を伺うと、立地が隣でも居付く菌がまったく違うので、
お酒は全然違う個性になるとのこと。

たしかに、
「徳若」は如何にも灘の男酒と言ったキリッとした辛口で、
「寶娘」は新酒だからと言うのもあるそうですが、
芳醇でコクとうまみを感じさせるものでした。

お隣同士でこんな違いのある呑み比べができるとか、
そんな酒蔵巡りって最高です！！

お土産は1升瓶1本、4合瓶2本、酒粕2kgでした。

では、明日は、
私は。。。今年のレイデオロの活躍を確信している！！
keiさんは？
そんなkeiさんにお願いしたいと思います。
では、本日も張り切って参りましょう。

編集長

小ネコ48体、おめでとうございます！満願成就まで残り16年、これだけ揃っても折り返し地点にも達していないんですね。見たところ小ネコの絵柄は毎月変わらないみたいですし、同じ月にもう１体くらい購入してもバレないんじゃ。と思うけど、こういうのは自分の気持ち次第ですもんね。それでよければいいんじゃない？という感じでしょうか。

最近は暗号通貨がハッキングされて盗まれたとか、◯億円分を無料で販売しちゃったとか、話題沸騰中ですね。国の管理下ではない通貨だからこその事故（事件）なのかな。個人的に投機的な行為は博打と同じだと思っています。暗号通貨にかかわらず株やFXなど投資以上の損をする可能性があるものは手を出さない性分です。というか知識がなさすぎて痛い目にあうのは確実。
これまで漠然と、そして漫然とニュース等を見ていましたが、種類によって向かっている先が違うんですねぇ。大義があっての暗号通貨。う～ん勉強になりました。でもすみません、ホントに明るくないのでコメントが無難にかわした感丸出しです。

投稿者プロフィール

高橋み

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レベストをシステム面で支える男、「高橋み」。アニメとか好き。３次元も好き。お馬さんも好き。

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