2017年10月20日　うずまき　
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皆さん、おはようございます。
東京支店のうずまきです。

以前のレブログで書いた通り、甲状腺の病気で８月４日（金）午後から入院しました。５人部屋で、すでに３人患者さんがいたのですが、土曜の午前中にその３人が退院してしまいました！土日に入院してくる方はいないので、５人部屋で１人だー！と驚きとともにラッキーと♪

病気ですが自覚症状が一切ないので暇。分厚い本（西加奈子の「サラバ！」）を読んだり、１００均で買ったクロスワードや脳トレをしたり、テレビをイヤホンして見たり。
日曜の朝7時にふと外を見てみたら撮影をしていました！さすが都内って感じです！！

写真はスマホで撮ったので見えづらいと思いますが、歩道橋の上にカメラや音声さんがいます。
入院中は外に出てはいけないし、窓も開かないし、パジャマだし。。。窓越しで我慢です。横断歩道を撮影していましたが、日傘をさしていて誰を撮っているか分かりません。

日曜は、通院の方の診療がお休みなので、看護師さんに「運動の為院内を歩いたりした方がいいですよ！」と言われました。
４階から地下１階、更に１階のフロアを１周していると御見舞に来た方がギョッとしているし、警備員さんが何しているのかなって顔で見てきます。更に階段を上り８階建てなのに５階までしか上がれず、一応２往復しましたが、なんか虚しくなり終了。

８月７日（月）いよいよ甲状腺のがん摘出の手術日です。さすがに月曜は３名が入院してきました。
主治医の先生（私より若い女医さんです）が来てマジックで切る所を書いて、「何か不安な事とかありますか？」と言われたので「（手術後は）痛いですか？」と質問。
「痛みに関しては、本当に人それぞれで全然痛くない人もいれば、痛み止めを飲んでも痛い方がいます」
先生には悪いですが、痛い方だったらどうしようと不安が増したような。。。。

術前に点滴の針と管だけ刺すのですが血管が細いらしく看護師さん２人目で４回目にして無事に刺さりました。手術着に着替え、歩いて看護師さんとエレベーターに乗って手術室へ。ドラマみたいにストレッチャーに乗って行くのかと思っていました。
隙間から隣の手術の人がチラッと見える手術室で、手術台に仰向けで寝たら「麻酔科の◯◯です。麻酔しますね。はい、眠くなりますよ」
ここから麻酔で意識不明に。。。

「うずまきさん、うずまきさん」誰か私を呼んでいる。

私は何をしていたのだっけ？手術か・・・、意識朦朧としているなか、さすがに手術後はストレッチャーで手術室から病室へ、自分のベッドの上へ。

自分の状況を把握しようと思い、周囲を観察。
いつの間にか両足には血行が悪くならないように片足ずつにフットマッサージがついていて、ウィーンという電子音がイライラします。
そして腰がとにかく痛く、３時間以上も寝返りしていないからみたいで、術後の最初の寝返りは看護師さんと一緒にしなくてはいけません。患部から管（くだ）で繋がっている、首からぶら下がったポシェットみたいな紺色の袋があり、その中に透明の袋が入っていて、そこに血がどんどん溜まっていきます。それを身体でふまないようにして横を向いたりします。
術前に針と管を刺した先に点滴がぶらさがっています。手術したところ（喉の下）には患部を冷やすようにアイスノンが置かれています。
とにかくパニックだし、絶不調です！！幸いに切ったところは全然痛くなかったです。

手術が終わったのが２０時半くらいで、２１時消灯なので、そのまま寝るのですが、ほとんど寝られませんでした。

翌日も調子が悪く、胃がムカムカ気持ち悪く、ガスターという胃薬を処方してもらい飲んだのですが全然効きません。お粥が出るのですが朝昼晩、ほとんど食べられませんでした。病院では何も言われなかったのですが、麻酔のせいで胃の調子が悪かったかもと、後から友達に言われました。その日は『とにかく今日は横になって、また明日も具合が悪かったら考えよう』と。
今思えば、術後２日目も具合が悪かったら素人の自分はどうするつもりだったのか？
そんな気持ちでいたら術後２日目はスッキリ良くなりました♪

そういえば、ドラマで見て点滴のスタンドを片手で持ちながら歩くということに憧れていましたが、実際にその状態でお手洗いに行くと邪魔でした（笑）

術後２日目に患部と管で繋がっているポシェットみたいな袋も点滴も外されました。下半身のみシャワーを浴びていいということになり、汗くさかったので下半身だけでも嬉しく、更に朝昼晩の食事も全部食べられました♫
先生から手術で取り出した物の画像を、紙にカラーで印刷して渡されたのですが、あまりにグロテスクなのでこちらに載せるのは遠慮します。断面が載っているのですが、ガンは勝手に黒いのかと思っていたら、白いです。

術後３日目が過ぎ、術後４日目の８月１１日（金）の朝ご飯を食べたら帰っていいとのこと！
退院が祝日なので、前日に１階にある機械でお会計もしたし、１週間ぶりのお外は嬉しかったです。

そんなこんなで、痛くもなかったし声も変わらなかったのですが、術後から翌日までのあの体調の悪さや最初のころはカバンを肩にかけただけでも患部が「ピキッ」ときて、支店のビルに入る時など後ろから自転車が来ていないか振り返るのも、首だけでは怖く、体ごと振り返っていました。今はだいぶピキッとならなくなりました。現在の患部はこんな感じです。

もう二度と身体は切りたくありません。本当に嫌です。

術後、１ヶ月検診に行きました。甲状腺ガンの場合、生きている限り一生、チラージンというホルモンの薬を毎朝２錠のみ続けなければなりません。血液検査の結果、そのチラージンが効いているとのことです。
そして、取り出した物の細胞を調べた結果、甲状腺の乳頭がんで間違いないと言われ、今さら病名が決定するのかーと思いつつ先生の話を聞いていました。
「これから、細胞レベルでガンが残っているかもしれないのでアイソトープ（説明が難しいので、興味ある方はネットで）をしなければいけないかも。」と言われ、まだまだ心配は続くのかと思いました。

更に術後から首が自分の首ではないような（最初はカチコチで首の感覚がない感じ）。。。先生はよく「首がつっぱった感じ」とおしゃっていますが、元に戻るまであと２ヶ月くらいかかるそうです。
入院前、退院後に電話などで沢山の方に励ましの温かいお言葉をいただきありがとうございました。すごく嬉しかったです♬

また病気ネタと編集長に言われないうちに今回でこのネタは終わりです。再発や転移などなく、このレブログにアップすることがない今後を祈るばかりです。では、最後に美味しかった病院の料理写真で締めます。

編集長

無事に手術が終わり、今のところ問題なく体調も良いとのこと、安心しました。けど傷跡が痛々しい・・・早く薄くなるといいですね。
二度と嫌という感想、とてもよくわかる。私もレベストに入社するまでは入院したことがなく、入院に対してある種の憧れのようなものがありました。それが今では４回もの入院を経験し、身体にメスが入ったことも。嫌ですよね、もう二度と。
麻酔のあとは、極力体を動かさずにじっとしていると良いと聞きます。寝返りも最小限に。動くと吐き気や胃痛が酷くなるらしい。看護師に聞いたがホントかどうかは不明ｗ

病院食、めっちゃ豪華ですね！
喉の手術なのに食べてもいいのかー。
私も入院した当時の病院食がスマホにあったので貼っておこう。

奥がお茶、左側に重湯と、右側は謎のドロドロ

投稿者プロフィール

うずまき

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東京支店紅三点のひとり「うずまき」。東京支店での業務・総務・営業、全ての事務に携わるスーパーウーマン。支店の陰のボスとの噂あり。

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