© レブログ All rights reserved.
芸術祭 目白押し!!
2016年10月25日 図書委員
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
みなさんおはようございます。レベストの図書委員 田渕が担当いたします。
今日は、全国各地で開催中の芸術祭のご紹介です。
※本日掲載する全ての画像はクリックで大きな画像を表示できます。
六甲ミーツアート芸術散歩2016
1番目に紹介するのは、神戸の六甲山頂上付近で開催される「六甲ミーツアート芸術散歩2016(~11月23日)」です。
ここは、地元の観光施設を利用して、毎年開催されています。
彫刻の森美術館が協賛しており、充実した内容で人気があります。
この芸術祭をまわるためには、阪神電鉄の六甲・摩耶フリーパスのご利用をおすすめします。ケーブルカーやバスと電車のチケットがセットになって1800円ですので、1000円ぐらいお得です。また、ミーツアートのチケットは、阪神電車や阪急電車の梅田や三宮などの主要な駅の駅長室でいつでも前売り券(1550円)が購入できます。
作品は、ケーブルカーの駅、オルゴール・ミュージアム、高山植物園、グランドホテル、カンツリーハウス、六甲枝垂れなどに展示されていますが、ミーツアートのチケットには各施設の入場券が含まれていますので、芸術祭そのものはタダみたいなものです。高山植物園のシクラメンの原種の群生地、カンツリーハウスのアルペンローゼやバラ、六甲枝垂れのコスモスなど、秋らしい風景も楽しめます。
なお、六甲は神戸の街なかより温度が5度低いそうです。さらに六甲おろしが吹きますので体感温度はさらに2~3度下がります。くれぐれも暖かくしておでかけください。
KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
2番目に紹介するのは、茨城県の6市町による「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭(~11月20日)」です。
会場が広域なので、オフィシャルツアーを利用することをおすすめします。
水戸駅発の「山コース」は、NHKの朝ドラ「おひさま」「花子とアン」のロケ地でもある上岡小学校や、日本三名瀑の一つでもある「袋田の滝」などを周遊するコースで、20名を超える参加者がいました。体育館いっぱいに金属でできた900種類26000本の黒い花は、裏側から見るとカラフルな花になります。こういう大きな作品が芸術祭の魅力です。
2日目の「海山コース」は、参加者が私一人しかおらず、大型バスを貸し切りにしてしまいました。このコースは「海コース」と重なる場所があるため人気が無いのですが、参加者が一人であれば、決められた路線をそれない限りは、わがままが言えます。おかげで、コースに入っていなかった日立鉱山などにも行けました。県北地域の最大の商業地であった大子町は、町中がピンクの看板に彩られ、昔の街の様子を説明しています。地元の協力をこれほど受けている作品はめったにありません。今回の見所の一つとなっています。
3日目に参加した日立駅発の「海コース」は、日本一のパワースポットといわれる「御岩神社」や「岡倉天心美術館」などを含むコースでした。正直なところ、茨城県は水戸の偕楽園ぐらいしか行ったことがなく、芸術祭がなければ、こんなに色々なところにゆくことはなかったと思います。アートツーリズムは、思いもかけないところに連れて行ってくれるので、やめられません。
さいたまトリエンナーレ2016
3番目に紹介するのは、さいたま市の「さいたまトリエンナーレ2016(~12月11日)」です。
架空の遺跡をつくりサイの埴輪などをつくった作品や、ビートルズをテーマにした映像作品など、岩槻駅周辺の作品が、特におすすめです。ネタバレ防止のために撮影禁止の作品があったのですが、とても素敵でした。ご紹介できないのが残念です。こちらは2日あれば、ほぼすべての作品を見ることができます。
BIWAKOビエンナーレ2016
4番目に紹介するのは、近江八幡市で開催される「BIWAKOビエンナーレ2016(~11月6日)」です。
全国的には、あまり有名ではないようなのですが、歴史のある芸術祭で、内容も充実しています。開催されるエリアはまさに「重要伝統的建造物群保存地域」、近江商人の伝統的な町家や、蔵座敷、酒蔵などに作品が展示されています。今年は、土日にはナイトミュージアムも開催されており、キュレーターの方による作品解説なども伺うことができました。NPO法人による芸術祭ですので、作品の自由度が高く、そこが魅力となっているような気がします。
瀬戸内国際芸術祭の秋会期
最後に紹介するのは、「瀬戸内国際芸術祭の秋会期(~11月6日)」です。秋は西側の島でも作品が展開されるので、とても楽しみにしています。私は11月の連休を利用して行く予定にしています。
ところで図書委員さん、カレンダーでは11月に連休はありませんぜ。有給休暇を使う気かな~そうなのかな~
投稿者プロフィール
-
* * * * *
連休には必ず旅行する「図書委員」こと田渕聡子。本社休憩室の全ての蔵書は自宅に保管できず溢れ出たもの。本も棚もまだまだ増える予定・・・。
最新の投稿
- ミナオハ Room2024.10.09秋の観光シーズン🍁
- ミナオハ Room2024.07.22美術って良いですね🖼️
- ミナオハ Room2024.04.30美術探訪~もののけ京都~
- ミナオハ Room2024.02.051月のとある日
こんな記事もあります:
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
これ全部回るんです?!?
一番気になるのは
「BIWAKOビエンナーレ2016」ですね。行けないけどw
頭から何かが吹き出して地面に刺さってる人の像は衝撃的ですね。
近江八幡なら混みますが「たねや」がありますし、
近江牛の良いお店もたくさん。
鮎もおいしいですね。
ああ、琵琶湖に住みたい。(ん?「滋賀県に住みたい」かな)
全国各地で芸術祭がありますね。
今発案されている大阪万博も
昔の大阪万博のように
芸術性の溢れる万博になったら良いなぁ。
さいたまトリエンナーレのサイは
さいたまだからサイなんでしょうかね。
六甲ミーツアートにもサイはあるようですが。。。
そういえば今週末に太陽の塔の内部が公開されるみたいですね。
耐震工事等前の公開で、8万人の応募があったとのこと。
工事完了後には一般公開されるので、
一度行ってみたいです。