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【バックナンバー】 方言で、気持ちがほんわか
こんにちは!レブログ編集長の中川です! ブログマガジンのテストも兼ねて、バックナンバーを定期的に配信したいと思います。このレブログの前身となるブログページがありまして、その時の記事になります。
私は生まれも育ちも大阪です。仕事中、つい、隣の席の同僚に「・・・やなぁ」「ほんまに?」という感じで話してしまいます。スタッフさん達もレベストとの電話中、方言がでることって結構ありますよね★ 私は会話中、相手の方言(訛り?)を聞くと、なぜか気持ちがほんわかします。
私が聞く方言さん達の例を少しあげます。
「~き」(土佐方面のスタッフさん)
「~ほなねぇ」(大阪のスタッフさん)
「~だどもよぉ」(千葉の茨城寄りのスタッフさん)
「~すっぺ」(東北のスタッフさん)
「~なのさ」(北海道のスタッフさん)
自分のふるさとの方言でなくても、聞くとなんだか親近感が湧いてしまうのが方言の不思議なところです☆
ここで少し、私の祖母の話をしていいですか? 祖母は生まれも育ちも岩手県で、今年で86歳になります。ほとんど岩手から出たことが無いそうで、かなり訛りが強く完璧な『ズーズー弁』です。月野家に電話をした時、いつも出だしは「も~す~も~す~・・・いーわーてー」です。(いつも姓を名乗らないおばあちゃん☆)
去年の夏、母と私は祖母の家へ行きました。「久しぶりに祖母に会える。嬉しい!」と思っていた私でしたが、実際会ってみると母や他の人の通訳が無いと、祖母との会話が難しいほどでした。なんとなく想像はしていましたが、それでも会話が成り立たないほどなんて・・・と、私は祖母に対して、とても申し訳ない気持ちになりました。
祖母の家は農家です。その日は私も早起きをして畑仕事を手伝っていました。私が畑から持ってきた大量の枝豆を庭の水道でじゃぶじゃぶ洗っていると、祖母がやってきて、100パーセントの方言で私に話してくれています。
「おばあちゃんが言いたいのは・・・洗うのはもう十分ってことかな?」
と思ったとき、祖母は、泥水でいっぱいになった枝豆の桶を持って私に言いました。
祖母「まけっからされ」
私 「!」
それは祖母のセリフの中で一番よく聞き取れた言葉でした。そしてすぐ内容を理解できた私は3歩ほど後ろに・・・「去り」、横で祖母は泥水を水路に流していました。この「まけっからされ」をきっかけに私は、祖母との会話に少し自信を取り戻しました。そのあとの祖母との会話は、楽しくて仕方ありませんでした。
・・・でも実際は、私の理解力の無さも伴って祖母の言っている6~7割くらいしか私は理解することができませんでした(>_<) それでも祖母との会話は私にとって本当に充実したひと時となりました★ 祖母の柔らかい表情や、いつでも優しく話しかけてくれる祖母を、私はずっと見ていたいと思っていました。
祖母には本当にいつまでも元気でいてほしいです。
投稿者プロフィール
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レブログ初代編集長、「ポッキー」こと中川卓。各記事にコメントをつけていたが、当たり障りのないコメントを連発したため編集長の座を明け渡すことになった、かつての編集長。レベストで一番「凡」の字が似合う男(自虐)
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