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二度とない人生だから
2024年 5月 22日 ふ~りん
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
みなさん、こんにちは。ふ~りんです。
今回は私が大好きな詩をご紹介します。
二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳をかたむけてゆこう
二度とない人生だから
一匹のこおろぎでも
ふみころさないようにこころしてゆこう
どんなにかよろこぶことだろう
二度とない人生だから
一ぺんでも多く便りをしよう
返事はかならず
書くことにしよう
二度とない人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
こころ豊かに接してゆこう
二度とない人生だから
つゆくさのつゆにも
めぐりあいのふしぎを思い
足をとどめてみつめてゆこう
二度とない人生だから
のぼる日しづむ日
まるい月かけてゆく月
四季それぞれの星々の光にふれて
わがこころをあらいきよめてゆこう
二度とない人生だから
戦争のない世の実現に努力し
そういう詩を
一編でも多く作ってゆこう
わたしが死んだら
あとをついでくれる
若い人たちのために
この大願を
書きつづけてゆこう
これは、仏教詩人 坂村真民さんの詩です。
この詩を読むと心が癒される気がして、
私が大好きな詩です。
坂村さんの一番有名な詩は
「念ずれば花ひらく」で
坂村さんの名前を知らない方でもひょっとしたらこの
「念ずれば花ひらく」という言葉は
どこかで聞いたことがあるかもしれません。
坂村さんの詩をもう一つ紹介します。
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
怒とうの海を飛びゆく鳥のように
混沌の世に生きねばならぬ
鳥は本能的に暗黒を突破すれば
光明の島に着くことを知っている
そのように人も
一寸先は闇ではなく
光であることを知らねばならぬ
新しい年を迎えた日の朝
わたしに与えられた命題
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
坂村さんの詩には深い祈りがこもっています。
〝人に幸せになってもらいたい。よくなってもらいたい〟
という菩薩のような祈りです。
その祈りが読む人の心を力づけ癒してくれます。
今回は私が大好きな詩人坂村真民さんの詩を
紹介させていただきました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

編集戦隊 レベストジャー
レベストジャー・イエロー
ふ~りんさん
出勤するときにお寺の前を通るのですが
お寺の前ってよくありがたい言葉が書いてありますよね!
よく立ち止まって読んで
その時は、ありがたや!そうだよな!など
心に止めようとするのですが
ちょっと歩くとキレイなお姉さんに目が・・・。
イエローは、煩悩の塊ですわ(*^^*)
ちょっと心を清めるよう
心がけありがたい言葉を吸収したいと思います。
煩悩に負けない強靭な心・・・・。
イエローは無理かもな(*´艸`*)
編集戦隊レベストジャー!! !!!
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保険のスペシャリスト!『ふ~りん』降臨!!『ふ~りん』と言っても風になびく方でなくて風林火山の風林『ふ~りん』です。
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コメント
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詩はすばらしい!
だけど自分は理解が乏しい!
子供の時大人になったら小説など読むのかな?
と思ってたが、自分が大人になっても読む事は無かった!
詩人を尊敬出来る?
自問自答!
出来る出来ないより理解不能!
たまに居酒屋のトイレに貼ってる詩を読む事はあるけど
記憶に残らない。
自分の心、残念に思いました。
いつも最後まで読んでくださり、そしてコメントありがとうございます。
坂村真民さんのことを知ったのは30歳代の頃でした。
その頃の私は「二度とない人生」といわれても「そんなあたり前のこと…」って感じで、この詩の意味が分かりませんでした。
年齢を重ねてやっと作者の思いがほんのわずかですが分かってきたような気がします。
そんな自分の体験もあって今回この詩をテーマにしました。