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34期 あらたな年度を迎える今 おもうこと
2020年6月1日 しゃちょー
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皆さんおはようございます
24年目を迎えるレベスト1年のはじまりをこのような環境で迎えることになるとは誰が想定したでしょうか?
今回のコロナで甚大な被害に遭われた方々、苦痛のともなう環境が続いている方々に
おいては心よりお見舞い申し上げます。
会社に出社し仕事ができるのは当たり前、スーパーに行き好きな食材を買えるのは当たり前、取引先に出向き話ができるのは当たり前、そのような日常が突然制限される苦痛さ、
何より仕事がもらえるのは当たり前と思っていた日常が、根底から覆されるこの2ヶ月であったと思います。
目にする報道やマスコミも極端な安全?OR経済?が叫ばれ、ひとへのバッシング、コロナという目に見えぬ不安をより一層増長させているだけのような報道に、軽薄さばかりが目に付きました。そうした混乱と右往左往の連続のなかでたくさんの気づきもあります。
このようなときこそ、主体的に何が、正しく、何が、間違っているかを大きく目を見開いて
見出すこと、親父から自分の目で見、自分で考え、自分の言葉で言えと教えられたことが
いまこそ大切なことであると気づきました。
レベストでは現在47名の社員、そして全国313名のレベスタの皆さんで成り立っている組織です。これはひとがおのおの個性を持つと同様に、会社も人格を持ち合わせています。
私たちレベストが求める人格とは、どういったものなのだろうか?
この2ヶ月の中で私が心を痛めたおおきなものが二つあります。
一つは、お客様からの受注にお答えできなかったこと。
レベストの主要顧客は銀行であり、銀行は今回のような緊急事態時においても、医療現場や食料品店と同様に生命に無くてはならないものであり、業務を止めることは許されません。マネーは生活を守るための血流であり、銀行には企業や個人は救済を求め通常よりも多忙な業務が積み上がりました。ここぞという非常時に、その要望にお答えできなかったことはとても悔しいことでした。
2つ目は、全国のレベスタの皆さんに仕事をストップしたことで報酬を渡せなかったことです。
安定し継続したお仕事を供給することはレベストの使命です。そして少しでも豊かになってもらい、やりがいを感じて頂くことです。その仕事を止めざるえなかったことは何とも悲しいことでした。
全国の役所、現地での情報を集める、それを加工する「知的流通サービス」が私たちの仕事ですが、この提供する情報は、世の中の支える企業にとっては、無くてはならないものであり、自分たちの仕事は社会的意義があるものだと使命を強く認識した次第です。
私たちの仕事は、はなやかさで珍しさなどとはおよそかけ離れた、地味で平凡にて単調の仕事の繰り返しです。レベスタの皆さんが急ぎ集めた現地情報を、朝から晩まで精査とチェツクに追われ、納期に追われる毎日を過ごします。
しかしこのような積み重ねの体感によって我々ははじめて自身の仕事の基礎ベースが備わり、将来の自己の方向づけが出来るようになります。
決して学校での教育や理論でもなく、すべて自身の体感によって得なければなりません。この繰り返しのなかから、自身の成長を自身で発見できるようになり、責任というものが生まれてきます。楽を求めることなく、素直に一歩一歩進んでいくことができる人たちが集まっている組織であり、それぞれの個性の集合体こそが、レベストの人格であります。
社員そして全国のレベスタの皆さんで、このような人格づくりを目指していきたい。
激動のなかでの、34期のスタートです。
いまだからこそ、皆さんが働きがいのある会社であるとともに、幸福であると信じています。
皆さんどうかこの1年、健康に留意して、邁進する日々であることを願って止みません。
レベスト
代表 内薗直紀
投稿者プロフィール
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レベストの代表取締役、「しゃちょー」こと内薗直紀です。レベストを誰よりも愛する、熱いハートの持ち主。
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コメント
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自分の目で見、考え、自分の言葉で伝えること。
人の成長には無くてはならないことですね。
問題に直面すると、厳しい現実に目を背けたくなったり、時には思考が停止してしまうことがあります。
ですが、未来の自分から、よくぞあの日あの頃に決断できたね、新しいことを始められたね!と誉められるよう、今日も一日過ごしたいと思います!
今回の出来事で世の中は同じ常態は続かない事を痛感しています。
当たり前と思っていた日常が根底から覆される。
世の中が変わっていく、この変化にどう対応していくか。
自分の目で見て、考えて、動き、そして必要とされる企業となる。
激動のなか34期スタートですね。
顔晴っていきましょう!
緊急事態宣言により、やむを得ず業務を止め、
その告知をレベスタさんに電話でしたときの話です。
「こちらは大丈夫ですよ!元気ですよ!」
「承知しました。それより社員の皆さんは大丈夫ですか?」
「皆様、くれぐれもご自愛下さいね」
たくさんの励ましと、“共に頑張りましょう”というお声がけを
頂戴しました。皆様でお使いくださいとマスクをお送り
してくださった方もいます。本当にありがとうございました。
レベストの人格づくりですね。
今回体験を乗り越え、私達もまた“強く成長”していきましょう!
知流・現地の情報を集めてお客様に提供するということを、私達がさも当たり前のように語れるのは、現地で実際に情報を収集してくださるレベスタの皆さんの力があってこそです。
そのレベスタの皆さんが、今回の騒動で動けない状態になることで、いとも容易く我々の業務が成り立たなくなることを改めて思い知らされました。
レベスタの皆さんの力と、その力を納品物に変えてお届けする社員の力。二つの力が合わさって始めて提供できるサービスですね。
社員だけで完結している仕事もありますが、これからはそれらの仕事をもレベスタの皆さんにお願いしていくことになります。
これからの時代を、レベスタと共に突き進み、立派な「レベストの人格」を形成していくことができればと、心から感じているところです。
今回の緊急事態宣言でお客様からもレベスタさんからも、
温かいお言葉もかけていただき、レベストを気にかけていただいているんだと
感じた期間でもありました。
緊急事態宣言後は完全に業務が止まってしまった役所もあり、
思ったように身動きがとれず流されるだけのもどかしさを感じました。
このような事態でも、こんな時だからこそできるお仕事を
提案しレベスタさんへ提供できるような新しい商品を考えたいと思いました。
コロナはまだ続くのでしょうか?
今回、レベスト入社初のテレワークを経験しました。
会社に行かなくても仕事はできる!でも・・・。
なんだかしっくり行かない
仕事は会社ですることが当たり前になっているのだと
あ~古い人間なのかしら
長いものにはなんたらと言いますが・・・。
だめよねこんなんじゃ!
しゃちょーの父上の教えのように
自分の目で見、自分で考え、自分の言葉で言え!!
J3ですよね!(サッカーみたいだけど)
今日までの長いものになんたらはやめて
まだまだ見えない奴らに翻弄されておりますが
こんなときこそJ3の教えを胸に
今度から?
来週から?
いやいや!明日から頑張ろうと決意した次第です!!
ようやく緊急事態宣言が解除され、少しずつですが日常が戻りつつありますね。
現状では社員、ご家族、レベスタの方々も含めコロナウイルスに感染したとの報告はなく
一安心しているところです。が、引き続き油断せず感染防止に努めましょう。
今回のコロナウイルスのような強烈な外的要因の前では我々は無力かも知れません。
しかし、無力だからこそ、粛々と「できること」を直向きにやるしか無いとも言えそうです。
「できること」を少しずつでも増やしていくために明るく前向きにチャレンジしていきましょう。
さぁ、34期が始まりました。
厳しい船出となりそうですが、荒波を乗り越えて良い一年にしましょう。
仕事をするのが当たり前でしたが、
それが普通にできていることが幸せなことなのだと感じました。
もちろん、業務が止まってしまったものは残念でしたけど、
その分在宅やZOOM等を体験させていただいて面白かったです。
だから、マイナスだけでなく、プラスのこともあったと思います。
緊急事態は解除されましたが、まだ気が抜けない状況です。
一人ひとりが注意していかなければなりませんね。
個人的には早くマスクが付けなくても良い日が来てほしいと願っています。
この一年はコロナ抜きには語れない年になりました。どんな業種も無傷ではないでしょう。
ただ、飲食業やエンタメ業界に比べると打撃は緩やかで、止まった業務もありましたが私たちの業務が止まることはありませんでした。
コロナ渦においても私たちを必要としてくださるお客様が一定数いらしゃいました。
「必要とされる」というのは嬉しいですよね。
そのお客様にいかに寄り添うか。レベスタの皆さんにいかに寄り添えるかが私たちの使命だと感じました。
新型ウイルスの出現によって変化せざるをえなかった社会のなかでいかに生き残るかを模索する苦労と努力が私たちの明るい未来につながっていると信じて邁進したいですね。