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202212/1

第二の人生

2022年 12月  1日     B・I
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

「たまには外で体でも動かしてきたら?」

 

横になりながらテレビを見ている私に、

妻の理沙が厳しい一言を放った。

 

「ちょっと気分転換に散歩でも行ってくるわ。」

 

急いで身支度をして、

落合修二は特に行く当てもないまま家を出た。

修二は公務員として定年退職を迎えて、

約一年が過ぎようとしていた。

すでにマイホームを購入し、

老後の生活に困らない準備をした上で

スタートした自由な時間だったが、

思わぬ落とし穴があった。

仕事をしていた時間がぽっかり抜けると、

日々時間を持て余すことが多くなり、

修二は怠惰な生活を送るようになってしまった。

老後は時間に追われることなく

のんびり過ごしたいという思いを

ずっと抱いていたが、

理想と現実との間には何とも言えないギャップがあった。

若いときは次から次に仕事を任せられて

嫌になることもあったが、

逆に何もすることがないときの不安な気持ちと

どこか似ているような気がした。

理沙は友人とランチに行ったり、

習い事に行ったりと時間を持て余している感じはなかったが、

それに比べて修二は気付けば家の中で過ごす時間が多くなっていた。

健康のために少しは運動をしなければいけないと思い、

スポーツ用品店でジョギング用のシューズとウェアを買ったが、

長続きしなかった。

そんな修二の日々の過ごし方を

近くで見ていた理沙は

いよいよ言葉を発せずにはいられなかったのだろう。

とりあえず家を出た修二は歩きながらどこに行こうか考えていた。

すぐに帰れる状況ではなかったので、

だいぶ距離はあるが久しぶりにある場所に行ってみることにした。

まさかジョギング用に買った靴が

こんなところで役立つとは思わなかったので、

足元を見るたび小さな嬉しさを噛みしめていると、

目的地の公園に着いた。

公園の中には大きなグラウンドがあり、

クラブチームに所属する小学生が野球の試合をしていた。

試合に勝つためにチーム一丸となって

闘っている姿はいつ見ても心打たれるものがあり、

自分が頑張ることで周りが喜んでくれるという経験は、

スポーツの醍醐味だと改めて感じた。

修二にとって野球はまさに青春の1ページだった。

始めは決して強いチームではなかったが、

厳しい練習を乗り越えて試合に勝つ回数が増えていったことは、

自分自身の人生において

努力することの大切さを学んだ原点だったかもしれない。

この野球に対する情熱を何か形にして残せないだろうか。

小学生の全力プレーを目の当たりにしてそんなことをふと考えていた。

修二は帰り道にあった洋菓子店で

理沙の好きなケーキを買ってから家に帰った。

 

「ただいま。」

 

「おかえり、遅かったね。結構歩いたんじゃない。」

 

「公園で野球の試合を見てたからね。はい、お土産。」

 

「美味しそうなケーキだね。夜楽しみに食べよっと。」

 

理沙の機嫌が良くなっていて修二はひとまず安心した。

「野球が好きなんだったら見るだけじゃなくて、やりたいとは思わないの?」

 

理沙が抱く率直な疑問だった。

「年齢的にプレーするのはさすがに無理だよ。」

 

「だったら野球を頑張る子供たちのためにバッティングセンターでも開業したら。

なんてね、冗談だけど。」

 

そう言いながら理沙はいつものように

ホットコーヒーを飲みながらテレビショッピングを見始めた。

翌日、理沙は友人とランチに出かける予定があったので、

その時間に合わせて修二はたまに行くお蕎麦屋さんに車で行くことにした。

お店は大通りから一本入ったところにあり、

それほど人通りの多くない場所で営業しているのだが、

いつ行ってもすぐに食べれることが修二にとっては都合が良かった。

暖簾をくぐりお店に入ると、

 

「いらっしゃいませ、お一人ですか?」

と声を掛けられた。

 

「こんにちは、お久しぶりです。」

 

「落合君久しぶり、元気そうだね。いつものメニューでいい?」

 

「はい、お願いします。」

 

修二にとってここは長年通っている常連のお店だった。

このお店を切り盛りしているのは

公務員時代の上司である古川さんと奥さんで、

定年後に一念発起して始めていた。

仕事を一緒にしていたときによく飲みに連れて行ってもらって、

その時から蕎麦が好きで

全国各地に食べに行っているという話は聞いていたが、

まさか今のようにお店を出すとは思ってもいなかった。

 

「はい、天ざるセット。大きい声では言えないけど、

天ぷら一個サービスでつけといたから。」

 

古川さんがわざわざ料理を持ってきてくれた。

 

「なんかすいません、気を使って頂いて。」

 

「そんなの気にしないでいいよ、こっちが好きでやってるだけだから。

最近どう、変わらずのんびり過ごしてるの?」

 

「まあ、そうですね。」

 

「これから何か始める予定とかないの?」

 

「何かしたいんですけど、具体的に決まってなくて。」

 

「焦る必要はないけど、何か夢中になれるものがあったほうが絶対いいよ。

生活に張りが出て日々前向きに過ごせていることを実感できると思うけどね。」

 

このお店に来るたびに古川さんのことを羨ましく思う自分がいた。

結局人間はいくつになっても

チャレンジしたくなるようなDNAが刻み込まれているのかもしれない。

修二は蕎麦屋の帰り道にあるところに寄り道をしようと決めていた。

自宅から少し離れた住宅街の一角に緑のネットが張られている箇所があった。

駐車場に車を停めて建物に入ると、

カーンという甲高い音が響き渡っていた。

この近隣で一番規模の大きいバッティングセンターには

多くの野球少年とその練習を見守る父親の姿があった。

自分自身も野球が上手くなりたいと思っていた時に

父親にお願いしてバッティングセンターによく連れてきてもらったが、

野球を通じて親子の絆が深まっていたことを

目の前の光景を目の当たりにして感じた。

しばらくベンチに座って周りの様子を伺っていると、

一人規格外の打球を打っている青年がいた。

どっしりとした構えから鋭いスイングで、

野球経験のある人でも前に飛ばすのが難しい130キロの球を、

いとも簡単に打ち返していた。

後から知ったことだが、

その青年は甲子園に出場したこともある高校の野球部員だった。

バッティングセンターに来る人には

それぞれ野球と向き合ってきたストーリーがあるに違いない。

自分自身が野球と共に歩んできた人生を振り返りながら、

修二はバッティングセンターを後にした。

その日以来、

修二の中で忘れかけていた野球熱が再燃しようとしていた。

プロ野球はもちろんのこと、

小学校の小さな大会から社会人野球まで全国各地で大会は行われており、

調べればすぐにスケジュールが出てくる時代だ。

時間のある修二にとって、

いつでも好きな試合を見に行ける環境が整っていることが何より嬉しかった。

最近の小・中学生の野球のレベルの高さには驚かされてばかりだ。

こんなにも打球を遠くに飛ばしたり、

速い球を投げる人が自分たちの時代にいただろうか?

当時は各チームに一人ないしは二人しかいなかった

野球センスの能力が高いと言われていた人が、

能力だけ見ればそのレベルが今や当たり前になっている。

高校生からは野球センスに加えて技術的な要素が加わり、

1試合を通してのゲーム性が見ている人を楽しませてくれる。

高校生による甲子園出場をかけた夏の大会を始めて見に行ったとき、

グラウンドで心揺さぶられる光景を何度も目撃した。

3年生にとっては高校最後の大会であり、

1・2年生にとっては3年生と一緒に野球ができる最後の大会だった。

1試合でも長くこのメンバーで野球をしていたいという

両チームの思いがグラウンドで交錯している。

勝負の世界は残酷で、

勝者がいれば敗者がいる。

最後のチャンスに打てなくて倒れ込む人、

自分のエラーによって負けてしまった人、

その人のことを思うと胸が苦しくなる。

立ち上がれない後輩を3年生が泣きながら肩を貸す光景は、

高校野球の素晴らしさを何よりも象徴していた。

数年後、

修二は子供たちのためのバッティングセンターを新たに建設し、

オーナーとして営業していた。

幸運なことに数年前親から譲り受けた郊外の手つかずの土地があったので、

そこを活用することで最新のピッチングマシンを導入することができた。

営業開始してから徐々にお客さんが増え、

今となっては週末に駐車場が満車になるほどの盛況ぶりだった。

野球を通じて人生を豊かに過ごしてほしいという修二の思いは

一つの形となって現在進行系で進んでいた。

 


 

 編集戦隊    レベストジャー

レベストジャー・レッド

B・Iさん

第二の人生か~~~

まだまだレッドは想像がつかないな~
バッティングセンターの思い出は

レッドにもありますよ!!

よく行っていたバッティングセンター!!

そこにはピッチングスペースも有って

いい球投げている高校生がいたな!

レッドは友達と行ってましがそのバッティングセンターの

入り口に販売機があってその販売機で販売していたのが

カップラーメンとカップうどんにそば、

焼きそばそしてエビピラフが売っていたんです。

友達と焼きそばとエビピラフをよく食べた思い出が・・。

美味しかったな~~~

インスタントを食べるたびに思い出す~

いい思い出です(*´艸`*)

編集戦隊レベストジャー

投稿者プロフィール

B・I
B・I

* * * * *

新メンバーで業務部の「B・I」こと大島知弥。月初のブログ当番。彼が書く文章は実話に基づきながらもどこか小説風。しゃちょーから月初当番を任されるのには頷けます。資格試験の猛勉強も継続中!

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    • たける
    • 2022年 12月 01日

    最近周りの友人などが何かしらにチャレンジしている
    といった話を聞き、すごいなと思うことがありました。
    お話を読んで私も何か夢中になれるものを見つけたいなと思いました!

    • 高橋み
    • 2022年 12月 05日

    バッティングセンター
    子供の頃はいきましたね
    そういえば梅田にもありましたよね
    。。。と過去形で書こうとしたら
    今もあるんですね!?
    しかも昨年
    「新ピッチングマシン導入」
    ちょっと行ってみたいかもw
    え?
    いま150km/hとか出るの?。。。

    定年に限らず
    FIREとか人気でしたが
    (流行語に入らなかったのはなぜ?)
    。。。暇じゃないですか?

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