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新しい技術
2021年 11月 19日 図書委員
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
おはようございます。
本日は図書委員の担当です。
さて、レベストの不動産調査の中には、
特殊なものがあります。
その一つは、
太陽光発電設備の調査です。
ろくに道もないところに設置されていることも多いので
(なにしろ、建築基準法上の道路に接する必要がありませんから)、
レベスタの皆様にも、
ご苦労いただいているようです。
この太陽光発電に関する調査は、
最近、増えているように思われます。
7月12日の帝国データバンクの特別企画調査によると、
太陽光関連業者の2006年4月からの
累計倒産件数579件、
2021年上半期(1-6月)
の倒産件数は38件、
負債総額は約503億7300万円とのこと、
大型倒産や事件、
不祥事が発生した場合、
金融機関がその業界に対する与信を絞り込み、
仕入先や得意先も取引に慎重になる傾向があるそうですので、
結果としてレベストの調査も増えているのかもしれません。
では、なぜ倒産が増えているのでしょう。
2009年に開始された固定価格買取制度(FIT)は、
再生可能エネルギーへの転換のために設けられた制度で、
太陽光発電で作られた電力のうち、
余剰電力を買取る制度です。
日本の太陽光発電は、
中国やアメリカに比べると2倍のコストがかかるにもかかわらず、
これを推進するために設けられた
補助金のような制度と言ってもよいのではないでしょうか。
この固定価格で買取期間が10年と定められていることから、
2019年以降、買取期間を順次満了していくことになります。
いわゆる「卒FIT」です。
この出口戦略の失敗が
多くの倒産の原因の一つではないかと考えられます。
また、太陽光発電は、
環境に優しいはずの再生可能エネルギーですが、
山間部などに造られることも多く、
逆に環境問題を引き起こしていることもあります。
そのため、太陽光発電に関して、
なんらかの規制を加える条例を設けている市町村も161、
都道府県で4となりました。
7月3日の熱海市伊豆山の土石流の発生により、
多くの市町村、
そして都道府県も追随するものと思われます。
このことは、
建設コストも増加させることになるでしょう。
奈良県の平群町には、
このような条例はありませんでしたが、
すでに着工したメガソーラーに対し、
住民の反対運動がおき、
その後に設計書の虚偽を指摘されるかたちで、
奈良県により差し止められました。
こんなふうに、
太陽光発電の業界は経済的にも社会的にも、
非常に厳しいものがあると考えていたのですが、
先日、経済産業研究所のレポートにびっくりしました。
太陽光発電に関するポジティブなレポートは久しぶりです。
なんでも、愛知県一宮市のベンチャー企業が、
既設の太陽光パネルにインストールするだけで
発電効率が2倍になるデバイスを開発し、
10月下旬から量産の準備に入ったとのことです。
量子現象を活用することで、
太陽光の照射でパネル内に発生した電子を
より多く取り出すことができるのだそうです。
これにより、
新たに土地を確保しなくても発電量は2倍になり、
コストは2分の1になると期待されているのだとか。
ご興味のあるかたは、
下記のURLから経済産業研究所のレポートを御覧ください。
https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/308.html
私は共通一次世代で、
物理に関しては
「物理Ⅰ」
(おそらく古典物理学の範囲)
しか学んでいません。
なぜなら、
物理の教師は非常に暴力的な人で、
居眠りした生徒にチョークを投げつける人でした。
授業の都度、誰かが犠牲になっていました。
私も投げつけられましたが、
授業中に居眠りしたのはこの先生の授業だけです。
だって、
本当に面白くなかったのです。
なので、物理という教科は嫌いになりました。
「物理Ⅱ」
(現代物理学の範囲)
は選択せず、文系へすすみました。
その結果、
量子論については、全くの無知。
量子コンピューター以外にも
量子論で動くものがあったのですね。
世の中が既に、
現代物理学で動いていたことに、気づきました。
レベストジャー・レッド
図書委員さん
太陽光発電か再生可能エネルギー
昔、家の祖父がペットボトルを
何本もつなぎ合わせて黒く塗り
屋根の上に設置ψ(`∇´)ψ
自作ソーラー湯沸かし器を作成(^o^)
しかし(・へ・)
台風で大破・・・・・(ToT)
次に塩ビ製のパイプを利用して
2号機を作成これは結構長持ち(^o^)
しかし、冬場はあまり活用は出来ませんでしたが
5,6年は持ったかな・・・(*´艸`*)
3号機まで頑張った祖父ヽ(=´▽`=)ノ
そんなものづくりが好きな祖父のおかげで??
海へ行くときは車のキャリーにシャワー用の
塩ビパイプシャワー用タンクを作成(*´艸`*)
海から上がって温水シャワーで塩を流したものです。
しかし、このシャワーなのですが・・・・・(*´艸`*)
めちゃくちゃ暑いのが難点ではありました(*´艸`*)
編集戦隊レベストジャー!! !!!
投稿者プロフィール
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* * * * *
連休には必ず旅行する「図書委員」こと田渕聡子。本社休憩室の全ての蔵書は自宅に保管できず溢れ出たもの。本も棚もまだまだ増える予定・・・。
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コメント
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図書委員さんを見てると
勉強することの楽しさみたいなものを感じます。
子どもの頃嫌だった勉強も
知ることの楽しさだったり、
好奇心を満たすツールみたい。
先生の当たりハズレで
教科の好き嫌いの分かれ道ってありますね。
学校での出会いってどうしようもないですが、大人になってからの出会いは選べる部分もあるので、色んなところにアンテナを張っていきたいですね!
図書委員さん見習います_φ(・_・
今回の図書委員せんせいのお話は、
とても勉強になりましたね!
2009年からスタートした時の
FIT(固定価格買取制度)の熱量は凄かったですからね。。。。
たしかにレベストで調査させていただく
太陽光の案件は、お陰さまでどんどんと
増加して、とても有難いのですが、
いざ環境問題として考えて、現状をみると
大自然のなかで、老朽化した設備が不自然に設置され
なんとも悲しい気持ちになることもありますしね。
しかし図書委員さんがいうように、
高度な技術革新で、エネルギーが
安心して得られるのであれば、こんな素晴らしいことはない!
そんなことを実際に目の当たりにできることも
レベストの仕事だからですね(^^)