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おすすめの本
2020年1月28日 でんでん
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みなさんおはようございます。
本日はでんでんが担当です
いつも「〇〇へ行ってきました」ネタが多いのですが、この時期は寒くて家にこもりがち。
ということで、最近読んだ本をいくつか紹介したいと思います。
『東京すみっこごはん』 成田 名璃子
あらすじ(「BOOK」データベースより)
商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密とは!?美味しい家庭料理と人々の温かな交流が心をときほぐす連作小説!
タイトルが気になって読んだ1冊です。
「すみっこごはん」とはお店ではなく共同台所が舞台で、その日集まった人の中からくじ引きで誰が料理するかを決めるのです。
なぜ料理をするのか、家族がいるのに共同台所へ来る理由は?
共同台所での出会いや料理を通じて、登場人物が悩みに立ち向かっていくストーリーで、
読んでいると料理っていいなぁとほっこりします。
(でももし本当に「すみっこごはん」があったら、普段あまり料理をしない私はお荷物扱いだろうな~笑)
現在シリーズ4作目まで出ているのですが、私は3作目「雷親父とオムライス」が特に好きです。ちょっと堅物な老人とガリ勉小学生が登場するのですが、その友情?にうるっとしてしまいました。
1冊に4つの話が収録されていて、とても読みやすくておススメです。
『青空と逃げる』 辻村深月
あらすじ(「BOOK」データベースより)
深夜の電話が、母と息子の日常を奪い去った。疑心、恐怖、そして怒り。壊れてしまった家族が、たどり着く場所は―。母の覚悟と、息子の決意。
とある交通事故をきっかけに、親子は自宅のある東京から逃げることになります。
高知や仙台など全国各地いろんな場所が出てくるのですが、文章を読んでいるだけでその土地の美しい景色が目に浮かんできます。
辻村深月さんの作品が好きなので、手に取ってみたのですが、結構分厚くて。。
はじめは、読んでも読んでもまだまだ先が。。と思っていたのですが、
読み進めていくうちにずっと一緒に旅をしてきたような感覚になって、この親子はどんな選択をしていくのかとわくわくしていきます。
こういう感覚は長編ならではの醍醐味だなと思います。
読み切るのに時間はかかりますが、親子の成長していく姿が力強くておススメです。
あらすじ(「BOOK」データベースより)
お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる…季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。
樹木希林さんが出演されていた映画の原作で、茶道についてのエッセイです。
読む前は、茶道って細かい決まりがたくさんあって堅苦しそうなイメージでした。
実際、著者の森下さんも何年たっても作法を覚えきれず失敗ばかりで、「お茶行きたくないな~」と思っていたそうです。
ですが、お茶を通して毎回気づきがあり、お稽古の帰りには「行ってよかった」と思えたのだそうです。
このエッセイでは先生の教えや著者の気づいたことが綴られています。
例えばお稽古中に違うことを考えていると「ちゃんとここにいなさい」「失敗してもいいから、きちんとやりなさい」と先生から言われます。
当たり前のことですが、先生の言葉にははっとさせられます。
茶道だけでなく、人生において大切なことを教えてくれる1冊です。
どれもおススメの作品なので、気になった方はぜひ読んでみてください!
本日もよろしくお願いします。
読書!近頃想像力をかき立てられるような活字を読みたくてウズウズしている私。とは言え時間の余裕はまだないですが、ちょこちょこ「読みたい物リスト」を増やしているところ^^♪(いつになるかわからないけどw)
今回紹介してくれた中では「青空と逃げる」が気になったかな。でもこれまで私は「ミステリー」「推理」「サスペンス」「刑事」「殺人」など、おどろおどろしい作品ばかりを読む傾向にありまして、、。(作中で絶対に人が死ぬやつ^^;)【犯人は誰なんだろう?】という好奇心が、物語を先へ先へと読み進める糧になって読みやすいのかもしれないですね。
そろそろ人が誰も死なない本も読んでみたいなと思うようになりまして…w 「東京すみっこごはん」(一瞬「すみっこぐらし」かと思ったw)はほっこり系かつ短編集ということなので、「脱ミステリー」の一歩目にはもってこいかも(*^_^*)
関係ないですが皆さんは読書は「紙派」?それとも「電子書籍派」?私は断然「紙派」だったのですが、やっぱり場所を取るので増えてくると収納に困っちゃいますよね。(←図書委員さんほどではないにせよw)電子書籍も何度か試したのですが、やっぱり目が疲れるというか、、、。
あぁ、、時代の波に取り残されていく~。。でもやっぱり私は紙の頁をめくりたい~(´;ω;`)ww
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業務部のしっかりもの「でんでん」。おっとりした・・・いや、落ち着いた物腰が特徴。
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