激動の２０１９年も残すところあとわずかとなりました。

新天皇が即位し、「平成」から「令和」へと新たな時代が幕開けし、

承継のさまざまな行事がおこなわれた印象的な年となりました。

災害は今年もつづき、大型台風が相次ぎ上陸し、甚大な被害をもたらし、

レベスト全国の調査スタッフに直接な被害はなかったものの、

調査が困難なエリアが発生するなど、自然災害の脅威は勢いを増すばかりで、

非常時での対応対策が今まで以上に重要度を増してきています。

経済面では消費税が１０％に増税され、軽減税率が初導入、

キャッシュレス決済によるポイント還元なども導入され、

世の中の仕組みはますますＡＩ、フィンテックの時代となってきました。

我々の主たるお客様である金融業界では、スルガ銀行の不正融資事件以降も

かんぽの不適切販売、ゆうちょ銀行での投資信託でのルール違反など、

ノルマ主義による弊害からの事故も引き続き発生しました。

担保評価に関わる分野では、金融庁の検査マニュアルが廃止され、

銀行独自での自由度が高まることで、コスト削減を第一に掲げる銀行も多く、

今まで以上にシビアな見直しを求められることも多い年でした。

店舗を必要としない時代、現金を必要としない時代を迎え、変化を好まない銀行で

本格的な改革が進んでいく年を迎えるように思います。

平成の最後、４月に昭和、平成と日本の高度成長を支えた典型的なモーレツ社員であった

父を見送りまして、「人生」であったり、「働き方」であったり、

「大切なものは何か？」ということなどを自分なりに考える年となりました。

□より高度なＡＩ時代の到来のなか、自分たちの「現地でしか得られない情報」

　が高付加価値を生み出していること

□全国の調査スタッフの皆様とともに働くこと、そしてその数をどんどんと

　増やしていくことが、社会に大きく貢献できるということ

□お客さまとともに悩み、考えながら問題を解決していく道をさぐること

当たり前のことですが、ようやく理解できたような気がします。

激動の年にあっても、なんとか令和元年を無事に終えることができたこと、

ひとえに皆さまのおかげです。

今年一年ほんとうにお世話になりました。

令和二年もどうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社レベスト　

代表取締役　内薗 直紀

投稿者プロフィール

しゃちょー

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レベストの代表取締役、「しゃちょー」こと内薗直紀です。レベストを誰よりも愛する、熱いハートの持ち主。

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