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パブリック・アートの世界
2018年8月6日 図書委員
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
みなさま、おはようございます。
7月1日に東京支店から大阪本社に転勤いたしました田渕が、
今日は担当です。今日はパブリック・アート(public art)についてです。
パブリック・アートとは、Wikipedia先生によると、
「美術館やギャラリー以外の広場や道路や公園など公共的な空間(パブリックスペース)に設置される芸術作品を指す。 設置される空間の環境的特性や周辺との関係性において、空間の魅力を高める役割をになう、公共空間を構成する一つの要素と位置づけされる。」
とあります。
大規模な開発の際に、参加企業に一定の金額で
アートを設置することを要請したりすることも最近は増えているようです。
東京支店にいたとき、急ぎの謄本取得があって立川の法務局に行きました。
途中でニキ・ド・サンファルの特徴のあるベンチを見つけました。
ほかにも、作品と思われるものが多数あったので、「立川市 彫刻」でGoogleってみると、
「ファーレ立川」の取り組みを見つけました。36カ国・92人の作者による
109の作品があるとのことです。
箱根の「彫刻の森美術館」や、松本市の「美ヶ原高原美術館」、
札幌市の「彫刻の森美術館」にも匹敵します。
これは全部の作品を見なければいけません。
そこで、とある日曜日、作品を見るために立川にでかけました。
モノレールの立川北駅で無料配布している地図を見ながら、作品を探しますが、
なかなか見つからない作品もあります。
ある地点から、特定の方向を見たときにだけ見える○、
高層ビルの間にかかったクモの巣などは、見つけた瞬間に嬉しくなります。
大きな植木鉢はや買い物かごは、ファーレ立川を象徴するアートとなっています。
ファーレ立川のアートの多くは車止め、ベンチや換気口など街の機能をもっています。
おそらくすべての作品を見つけるのに、3時間ぐらいはかかったでしょうか。
喫茶店で休憩して外にでるとすっかり日が暮れて、ライトアップされた作品が見えてきました。
これらの作品については批判もあります。
けれども地元の方はこれを大切にして、年に数度、ガイドツアーも行っています。
作品が痛んでくると修復もされています。
さて、大阪市の御堂筋にも有名なパブリック彫刻群があります。
歴史も長いです。
残念ながら、裸婦像、多すぎです。歴史が長すぎたのです。
昔の彫刻は裸婦ばっかりでした。
これらの彫刻に赤い服を着せる事件がかつて発生したことがありましたが、
犯人の気持ちがわかるような気がします。
それでも、世界的一流作家であるキリコやボテロなどの、面白い作品もあるのです。
さて、今年の夏から秋にかけて、新潟市の「水と土の芸術祭」、越後妻有の「大地の芸術祭」、
兵庫県の「六甲ミーツアート」、滋賀県の「びわこビエンナーレ」と
大きなイベントがあります。
私といたしましては、本当は、こちらをおすすめしたいのですが、
遠くまで行くのは面倒という方は、パブリック・アートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
またどこか遠くまで弾丸で旅立たれたのかと思いきや!案外、身近な所にアートは潜んでいるのですね!この蛇がたくさんまとわりついた、まるで志茂田景樹のように鮮やかなベンチは、実際に座られる方おられるのでしょうか?w軽い気持ちで座ったら、捕って食われてしまいそう…!図書委員さんは座られましたか??ww
私は図書委員さんのようにアートに詳しくはありませんが、最近「綺麗な写真を撮りたい」と思うようになりました。ちゃんとしたカメラすら持っていませんけれど…ww最近のスマホもかなり質が良いので、「映え」る写真を撮れたら楽しいだろうなぁ~、と。今もカメラアプリはたくさんスマホに入っているのに、いまいち使いこなせていないので、まずはそこから修練を…^^;
投稿者プロフィール
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連休には必ず旅行する「図書委員」こと田渕聡子。本社休憩室の全ての蔵書は自宅に保管できず溢れ出たもの。本も棚もまだまだ増える予定・・・。
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コメント
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蜘蛛の巣は分からないでしょwww
あの大きさは確かに自然ではないですが
アートとして分かる人はなかなか。。。
間違い探し、宝探しゲームみたいな感じなのかしら?
「ファーレ立川を象徴するアート」
私はどちらかというと、こういう考え方が好きです
ただ意志を表す芸術もかっこいいですが
なにかの現実的な用途を持っている
現実に役立てようとする芸術は
より一層のプロ感を感じます
真剣な中に「遊び心」を感じられると言うか
真面目に茶化すことで良さをクローズアップさせると言うか。。。(本当の皮肉も含めて)