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誰も飲んだことのない飲み物への挑戦——ポカリスエットの誕生🥛
2026年 8月 19日 ふ~りん
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
おはようございます。
ふ~りんです。
暑い毎日が続き、
熱中症にならないよう
スポーツドリンクが手放せない季節です。
今回は日本の飲料史に
スポーツドリンクという
新ジャンルを生み出した
ポカリスエットの誕生についてお話しします。
手術の現場で見た、ある光景
1970年代、大塚製薬の社長が
アメリカのある病院で
外科病棟を視察したときのことです。
大忙しの外科手術の現場に立ち会いました。
当時のアメリカには整った保険制度はありません。
次から次へと運び込まれる患者さんに手術を施す。
外科医にとっては常時立ちっぱなしで
休む暇などない過酷な労働条件でした。
ふと見ると、
ある外科医が手術の連続で
余程のどが渇いていたのでしょう
手術と手術の合間に手術台にある
点滴液の袋を手に取り
ガブガブガブと点滴液をのどに流し込み、
次の手術へ向かっていく姿を目にしました。

大塚社長はこのとき
「これだ!」と思ったといいます。
「体液に近くて体が吸収しやすい飲み物」
当時からバヤリースオレンジなど
いろんなジュース類が出回っていましたが
大塚社長は
「何か違う。
飲み物として甘すぎるんじゃないか。
もっと健康志向に」
という思いがあったようです。
ただ、いくら健康志向といっても
体液に近い飲み物など
誰も飲んだことがありません。
反対意見も多かったと思われますが
大塚社長の鶴の一声で
この開発プロジェクトはスタートしてしまったのです。
「飲みやすい」の壁——今までにない味への挑戦
開発チームが最初にぶつかった壁は、
「点滴と同じ成分バランス」を目指すと、
味がどうしてもまずくなってしまうという点でした。
人間の体液に近づけようとすればするほど、
甘くも辛くもない、
なんとも言えない
中途半端な味になってしまうのです。
「これ、本当に飲みたいと思う人がいるのか?」
開発メンバーの間では、
何度もこんな疑問が渦巻いたといいます。
当時の日本の飲料市場には、
コーラやジュースのような
「甘くて美味しい」飲み物が主流。
そこに
「体液に似た、ほんのり塩っぱくて薄い甘さの飲み物」
を投入することは、
まさに前例のない挑戦でした。
試作品を数百種類も作り、
社員はもちろん社員の家族にも
協力してもらって試飲を繰り返す日々。
ある開発者は
「最初に飲んだ試作品は、
まるで薄い塩水に果物の匂いをつけたようなもので、
正直『これは商品にならない』と思った」
と後に振り返っています。

さらに問題は味だけではありませんでした。
体にすっと吸収される
「吸収性」を追求すると、
糖分やミネラルの配合バランスが極めて繊細になり、
わずかな調整ミスでも
吸収効率が大きく変わってしまう。
まさに科学と感覚の両方が求められる、
地道で緻密な作業の連続だったのです。
ここで、あまり知られていないエピソードをもうひとつ。
実は「ポカリスエット」というユニークな名前、
開発当初は全く違う候補がいくつも存在していました。
「汗(スエット)」という言葉を商品名に入れることに、
社内では強い反対意見もあったといいます。
「汗なんて言葉を飲み物の名前に使うなんて、
気持ち悪がられるのでは」
という声が多数を占めていたのです。

しかし、開発陣は
「体から出る汗を補うための飲み物である」
というコンセプトを正直に伝えたいという
思いを譲りませんでした。
最終的に
「ポカリ」
という軽やかな響きと
「スエット」
という直接的な言葉を組み合わせることで、
機能性と親しみやすさを両立させたのです。
また、発売前のテストマーケティングでは、
驚くほど評価が分かれたそうです。
「まずい」
という声と
「不思議とまた飲みたくなる」
という声が真っ二つに分かれ、
社内でも発売を躊躇する空気があったとか。
それでも開発チームは
「これは今までの飲み物とは違う、
新しいジャンルの飲料だ」
という確信を持ち続け、
発売にこぎつけました。
そして生まれた日本の定番
1980年、ついに発売されたポカリスエット。
当初は「変な味」という評判もありましたが、
スポーツ後や
体調不良時の水分補給として
口コミで広がり、
やがて日本中の家庭の冷蔵庫に
欠かせない存在となりました。
社長のふとした思いつきから始まり、
幾度もの試行錯誤と
社内の反対を乗り越えて
生まれたこの一本の飲料は、
今では
「スポーツドリンク」という
新しいジャンルそのものを
作り上げた存在になったのです。
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。

編集戦隊 レベストジャー
レベストジャー・イエロー
ふ~りんさん
ポカリスエット!!
初めて小学校でお茶以外で
水筒に入れて持っていけた飲み物!!
昨晩から凍らせて水筒が変形したな( TДT)
点滴から発想されていたんですね!
白酒も飲む点滴って言いますが・・・。
ジミー大西さんが点滴が遅いからと
チューブを外して直接飲んだという
話は有名な話ですが、もし大塚製薬の社長が
ジミー大西さんの点滴をチュパチュパを目撃ていたら
ポカリスウェットは生まれていただろうか????
編集戦隊レベストジャー!! !!!
投稿者プロフィール

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保険のスペシャリスト!『ふ~りん』降臨!!『ふ~りん』と言っても風になびく方でなくて風林火山の風林『ふ~りん』です。
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コメント
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スゴイ知識!
ポカリスエットが誕生する過程
まったく想像も疑問も無かった!
開発者ってスゴイ
誰かの発想を
ゼロから作り上げて
世の為に貢献する
武器など開発してる人達が
みんな世の為を思って開発して欲しい
友達に開発者が欲しい( ◠‿◠ )
寺パパ日記
https://www.threads.com/share/__B_EJY0O/
いつもコメントありがとうございます。
自分、ヒット商品の開発エピソードとか企業の創始者の苦労話とかがすごく好きなんですよ。
ネタは_まだあるので、もしご興味があればまた紹介しますね。
すっごく楽しみにしています( ◠‿◠ )