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「100万回生きたねこ」の話
2025年 1月 16日 ふ~りん
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
みなさんこんにちは。ふ~りんです。
今回は私が大好きな絵本を紹介します。
と言っても有名な絵本なので
ご存じの方は多いかもしれません。
以下、そのあらすじです。
……………………………………………………………………………………………………………
そのねこは、100万回も死んで、
100万回も生きたのです。
ある時は船乗りのねこ、
ある時はサーカスの手品師のねこ、
王様やどろぼうやおばあさん、
小さな女の子のねこにもなりました。
100万回生まれかわっては、
様々な飼い主のもとで死んでゆく。
どの飼い主もそのねこの事が大好きで、
みんなねこを可愛がり、
ねこが死ぬと泣きます。
でも、ねこは1回も泣きませんでした。
ねこは自分のことだけが大好きで、
飼い主たちなんか大嫌いだし、
何度も生き返るので死ぬことも平気だったのです。
ある時、ねこは誰の猫でもない
立派な野良猫に生まれかわりました。
ねこは自分のことが大好きだから、
誰の猫でもない野良猫になったのを喜びました。
ねこは周りの猫たちに、
自分が100万回生きたことを自慢します。
その話にふさわしい
堂々とした立ち居振る舞いと
風貌に魅力を感じた周囲のメス猫たちは
何とか彼の恋人になろうと、
プレゼントを持ってきたり、
毛繕いをして彼にすり寄ってきました。
モテモテになって気を良くしていたねこでしたが、
唯一自分に関心を示さず、
自慢話にも素っ気ない反応しかしない
一匹のメスの白猫が気になり始めます。
「なぜだ?」何とか白猫の興味を引こうとするうちに、
いつの間にかねこは、
ただ白猫のそばにいたいと思うようになりました。
そして、白猫も彼の想いを受け入れます。
ねこは白猫と一緒にいるうち、
いつしか得意の自慢話をしなくなっていました。
時がたち、白猫はねことの間に沢山の子猫を産み、
ねこはあれだけ大好きだった自分より、
白猫や子猫たちの方が好きになっていました。
やがて、子猫たちも立派な野良猫になり、ねこの元を去っていきます。
ねこは白猫とこれからもずっと一緒にいたい、と思っていましたが、
白猫は段々と年老いてゆき、ある日ねこの傍で静かに動かなくなっていました。
ねこは生まれて初めて泣き、
死んで動かなくなった白猫を抱えて昼になっても夕方になっても
夜になっても朝になっても100万回も泣き続けました。
ある日のお昼に、ねこは泣き止みました。
そしてねこも、とうとう白猫の隣で静かに動かなくなり、
今度はもう決して生き返らなかったそうです。
………………………………………………………………………………………………………………………
自分のことだけが大好きだったのに、
自分よりも愛するパートナーと子供たちの方が好きになり、
100万回生きることよりも
愛するパートナーと子供たちとの1回の人生の方が幸せ。
私にそう感じさせてくれる物語。
この絵本が出たのは今から約50年前ですが、
先日、立ち寄った本屋さんに今も置いてありました。
何年にもわたって多くの人に共感される
本当のロングセラーなんだなと思いました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

編集戦隊 レベストジャー
レベストジャー・イエロー
ふ~りんさん
100万回生きたねこですか(*´▽`*)
子供のころ読みました。
子供のころに好きだった絵本
イエローも絵本好きでしたよ!
たまに本屋さんに行くと絵本コーナーへ
行き懐かしんだり新しい絵本を手に取ったりします。
大人になっても懐かしさと新鮮さを感じさせてくれますよね
イエローが好きだったのは
ぐりとぐらが好きでした。
カステラを作るお話だったような
いつも読んだ後にカステラが食べたくなった記憶が(*´▽`*)
今でも本を開くとカステラを食べたくなるんだろうな(*´▽`*)
編集戦隊レベストジャー!! !!!
投稿者プロフィール

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保険のスペシャリスト!『ふ~りん』降臨!!『ふ~りん』と言っても風になびく方でなくて風林火山の風林『ふ~りん』です。
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コメント
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100万回生きたねこ
初めて見ました!
感動しました!
仕事中ずっと泣いてしまいました!
これは仕事前に読むもんじゃない!
自分も寺ママが先に死んだら
同じ様に自分も死んでしまうと
深く感じました