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ある英国戦艦の艦長の話⛴️
2024年 8月 8日 ふ~りん
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
みなさんこんにちは。
ふ~りんです。
今回は英国の戦艦に
乗っていたある艦長のエピソードを紹介します。
以前に何かで読んだ際に、
「なるほどな」と思い、
その後、私の記憶に残っている話です。
以下はその艦長の談話です。
我々の艦は祖国から与えられた任務につき、
深夜の海を航行していた。
航海は順調だった。
目的地まではあと2日もあれば無事に到着できるだろう。
天候は良好。波も穏やかだ。
その時ふと、前方に小さな光が見えた。
ここは公海だ。
遠すぎてわからないがどこかの国の艦船かもしれない。
その光は少しずつ近くなってくる。
光はどうやら我々の進路に向かって
まっすぐに向かって来るらしい。
私は艦員を呼んでこう告げた。
「前方の光に向かって信号を出し、進路を変えるように伝えよ」
しばらくして艦員が戻って来てこう言った。
「こちらの信号に対して先方は何の信号も返してきません」
いったいどういうつもりだ。
光はますます近づいてくる。
「もう一度信号を送れ」
それからまたしばらくして艦員から報告があった。
「だめです。先方からは何の反応もありません」
このままではぶつかる。
私は足早に無線室に向かい無線機を取ってこう言った。
「こちらは英国の戦艦である。
貴艦は我々の進路に向かって航行している
速やかに進路を変えられたい」
しばらくして先方からの無線が入った。
「英国の艦船に告ぐ。
我々はここを動くことはできない。
貴艦の方こそ速やかに進路を変えられたい。
こちらは燈台である」
・・・・・・・・・・・・
我々は進路を変えた。
艦長の話はここで終わっています。
「なんだ。そういうオチか」と、
簡単に思ってしまいそうですが、
私は当時この話から気づかされたことが
あるなと感じていました。
日頃、事の大小によらず何事につけ
私たちはほとんど無意識に自分の思いを通そうとします。
そして思い通りに進まないと
相手に違和感を覚えたり、反発をしてみたり。
しかしそれは客観的に見たら灯台に向かって
自分の進路を主張する艦長と同じことなのかも知れません。
私たちは得てして
「自分が」ではなく
「相手に」変わってくれることを求めてしまう。
でも相手が「灯台」だったら、
こちらが「戦艦」であろうと進路を変えるのは当然だし、
そのまま突き進むことはありえません。
相手は灯台かもしれない。
(いや灯台であることがほとんど…)
相手が変わるのを期待するより
自分が変わる方がずっと簡単なのです。
レベストジャー・イエロー
ふ~りんさん
勉強になります。
そうですね
相手が変わることを求めてはだめですよね
自分が変わるほうが簡単ですよね
分かっているんですが・・・・。
人というのは自分を中心に考えてしまって
周りが変わらないのが悪いと考えてしまう
まだまだ修行が足りませんね!!
ちょっと疑問が
船長さん突き進むのは良いのですが
航路に燈台というのは船舶や飛行機が安全に航行出来るように
するのが仕事ですよね?
確か燈台の光って点滅したりと何らかのアクションが
あって良いと思われるのですが・・・。
あと船長も自分が目指している場所の途中に何があるとか
分かっていなかったのでしょうか??
変わる変わらないの前に船長たるもの船員の安全
を考えた航路を進まなければ行けない立場ですよね
船長!!しっかりしてもらわないとと思ってしまった
イエローはまだまだ修行がたりないですかね(*´艸`*)
編集戦隊レベストジャー!! !!!
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保険のスペシャリスト!『ふ~りん』降臨!!『ふ~りん』と言っても風になびく方でなくて風林火山の風林『ふ~りん』です。
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