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初心に帰る
2021年1月5日 B・I
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
物事に行き詰った時に大切な心構えの一つだが、
年末年始は今年一年の振り返りと来年の抱負を考えるいい機会だ。
結果を出せたかはもちろん大事だが、
それ以上に自分自身が掲げた目標に対して不断の努力を貫き通せたのだろうか?
考えれば考えるほど、昨年は弱い自分が出てしまった。
心機一転、
新年を迎えるために私は押し入れの奥から一つのビデオテープを取り出した。
そこに残されていたのは、
私が小学校6年生の時に所属していた野球チームでのある試合映像だった。
私は「宮崎台バーズ」というチームに所属し、6年生の年には黄金期を迎えていた。
最高でも優勝、最低でも優勝という目標の中、
ライバルチームに負けたくないという思いで、
日々の厳しい練習に打ち込んでいた。
そして迎えた、県でのナンバーワンを決める神奈川県学童少年野球大会の準決勝、
相手は優勝を分け合ってきた「鴨志田スワローズ」だ。
まさに今大会での大一番の試合だ。
私は6番ファースト、背番号3で先発出場だったが、
ここからは実際の映像を交えて試合を見ていこうと思う。
試合前練習と試合開始
1回表 宮崎台バーズの攻撃
・先頭バッターは頼れるキャプテン井関、
チームに勢いをつけたいところで外野の頭を超える2ベースヒット
・その後、1アウト三塁となり、3番白石がスクイズで幸先よく1点を先取
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1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
計 |
宮崎台バーズ |
1 |
|
|
|
|
|
|
1 |
鴨志田スワローズ |
|
|
|
|
|
|
|
|
2回表 宮崎台バーズの攻撃
・大島、第一打席は空振り三振
・キャプテン井関、勢い止まらず貴重な2点タイムリーヒット
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 計 | |
宮崎台バーズ | 1 | 2 | 3 | |||||
鴨志田スワローズ | 0 | 0 |
その後はお互い無得点が続き・・・
5回表 宮崎台バーズの攻撃
・キャプテン井関、驚愕のホームラン
・相手のエラーにより、ラッキーな追加点
|
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
計 |
宮崎台バーズ |
1 |
2 |
0 |
0 |
2 |
|
|
5 |
鴨志田スワローズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
0 |
6回裏 鴨志田スワローズの攻撃
・反撃の2ランホームラン
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1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
計 |
宮崎台バーズ |
1 |
2 |
0 |
0 |
2 |
|
|
5 |
鴨志田スワローズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
|
|
2 |
7回裏(最終回)鴨志田スワローズの攻撃
・あと一人で勝利というところで、まさかの同点3ランホームラン
|
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
計 |
宮崎台バーズ |
1 |
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
5 |
鴨志田スワローズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
3 |
5 |
試合は延長戦に突入、両チーム、ノーアウトランナー満塁からのスタート
8回表 宮崎台バーズの攻撃
・先頭バッターは大島、ファウルで粘り、
渾身の一振りは外野の間を抜ける3点タイムリーヒット
|
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
8回 |
計 |
宮崎台バーズ |
1 |
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
3 |
8 |
鴨志田スワローズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
3 |
|
5 |
8回裏 鴨志田スワローズの攻撃
・執念のタイムリーヒットで1点を返す
・一打同点のピンチを迎えるも、最後は何とか逃げ切り勝利を掴む
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1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
8回 |
計 |
宮崎台バーズ |
1 |
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
3 |
8 |
鴨志田スワローズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
3 |
1 |
6 |
私は当時、チームメートと比べて決して野球が上手くないという自覚があった。
でもその一方で、
少しでも上手くなりたいという思いで人一倍努力していたという自負はあった。
チームの中で主軸としては活躍できなかったが、
それを支える側として数多くの大会で優勝し、
共に汗を流したチームメートと喜びを分かち合えたことは素直に嬉しかった。
この試合で最終回に同点に追いつかれたとき、
頭が真っ白になったことは今でも覚えている。
そして、延長戦での先頭バッターが自分ということに気付いたとき、
最初に押し寄せてきた感情は不安だった。
どうしてこんな大事な場面で自分に回ってくるのか、
打てなかったらどうしよう、
そんなことが頭をよぎった。
そんな時にふとベンチを見ると、
監督、コーチ、チームメートが温かい声援を次々とかけてくれた。
その光景を見て、胸が熱くなった。
自分を応援してくれているみんなのために何とか結果を出したいという思いが、
後ろ向きな気持ちを吹き飛ばしていた。
みんなの気持ちが乗ったバットを振りぬき、
三塁ベース上でベンチに向かってガッツポーズをしたとき、
始めて大きなことを成し遂げた気がした。
先が見えない中で、努力し続けることは本当に大変だが、
努力し続けたものにはいつかチャンスが訪れ、
それを乗り越えることで
新しい自分自身へアップデートできることを教えてくれた気がする。
それにしても、背番号11でキャッチャー防具をつけた
「ぽっちゃりたっくん」は何度見ても愛らしい・・・
レベストジャー・レッド
B・Iさん
青春ですね!!
”アオハル”ですね!!
ビデオテープってVHS?
もしかしてベータ?
弁当箱みたいな記録媒体で、
保存に冷蔵庫に入れておくと良いとか何とか・・・・。
今では、SDカード・マイクロSDカードと小さく薄く
記録時間も多く劣化も少なくなりました。
ビデオテープを見るためのビデオデッキ自体過去の産物・・・。
しかしその中には人それぞれの思い出が沢山詰まっている。
今回のB・Iさんのように素敵な青春の1ページ
レッドは柔道の試合を先生が撮影してくれ
後で見るとレッドではなく赤の他人を撮影していたという
「なぜだ?なぜなんだ????先生~~~」
そんな思い出が過ぎった新年一発目!
みなさんは今年どんな思い出をカメラに残しますか?
レブログ今年もよろしくお願いいたします!!
編集戦隊レベストジャー!!!!!
投稿者プロフィール
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新メンバーで業務部の「B・I」こと大島知弥。月初のブログ当番。彼が書く文章は実話に基づきながらもどこか小説風。しゃちょーから月初当番を任されるのには頷けます。資格試験の猛勉強も継続中!
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コメント
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メッチャ面白かったし
胸が熱くなったし
懐かしの少年野球思い出せたわw
B・Iのフルスイング!
紅白の嵐に続けての感動で、
こちらのほうが胸が熱くなりました!
2021年レブログ1番バッターの大役を
お願いしますが、これからも思いの
つまったブログを宜しくお願いします。
楽しみにしています(^^)