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maouの酒場放浪記
2018年8月7日 maou
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
maouが、酒場という聖地へ、酒を求め、肴を求めさまよう。。。
みなさま、こんばんは、maouでごじゃるよ。
今夜はみなさまを大阪のミナミへご案内いたしましょう。
南海電鉄なんば駅は、その先が和歌山市へとつながる南大阪の玄関口。
そこから大阪北のターミナル駅である梅田へと続く国道25号線が、通称「御堂筋」。
北御堂と南御堂という西本願寺と東本願寺の寺院が沿道にあることが、
その名前の由来でごじゃります。
その御堂筋が長堀橋と交差する心斎橋周辺エリアまで、
そのうち道頓堀川に沿いとそこから枝葉のように南北に伸びる
狭い路地状の歓楽街を総じて「ミナミ」と呼ばれているのでごじゃります。
「ミナミ」エリアは近年、
かつて繁華街の南端であったなんば駅よりもさらに南へとエリアを広げており、
千日前筋商店街を中心とする「ウラナンバ」は今や。
関西でも有数の名店スポットとなっているのでごじゃります。
たくさんの酒場の誘惑に誘われるままになんば駅から少し北へ歩くと、
メインストリートを少し脇に入ったところに『Cafe Street』があるのでごじゃります。
この短い通りには、かつてたくさんの喫茶店があり、
若者たちの待合せの場所として愛されてきたのでごじゃりますが、
しかしながら、バブル期の開発の波に取り残され、
忘れ去られた荒れた裏通りとなってしまったのでごじゃります。
近年になり、映画館の再整備など、新しい建物へと開発が進められる中、
「精華正門通り協議会」が立ち上げられ、再び明るい町並みを取り戻すために、
『Cafe Street』の復活を目指したのでごじゃります。
現在は、マニアックなレコード喫茶や、
話題のパンケーキのお店では休日に行列ができるなど、
おそらくかつての姿とは異なっているのでごじゃりましょうが、
新しいきれいな街並みは、多くの人で賑わいを見せ始めているのでごじゃります。
せっかくなので喫茶店で一服、も結構なのでごじゃりますが、
まもなく日暮れでごじゃりますので、
大人には大人の呑みものでノドを潤すのがいい頃合いでごじゃりましょう。
苦い思い出がたくさんある「ウラナンバ」を横目に、
スタート地点のなんば駅に戻ります。
なんば駅の上部には百貨店の「高島屋」。
その9階は最近リニューアルされて、
暑い日にはちょうどよい、クーラーから出ずとも出かけられる、
ちょっとお高めの居酒屋ができているのでごじゃります。
向かいましたのはこちら、
「炉端の佐藤 大阪高島屋店」
こちらはグランフロント大阪で盛況の、
「ぬる燗佐藤」の新業態店舗でごじゃります。
友人のN氏と二人で入りましたところ、予約をせずに入りましたもので、
「あいにくテーブル席しか空いておりません」とのこと、
あたしとしては願ったり叶ったりでごじゃりましたが、
確かに炉端を謳っておりますので、
カウンター席で板前の生の調理姿を見るのもまた楽しみなのでごじゃりましょうな。
こちらに伺う前に、知り合いのおじさまに偶然町で出会い、
「いっぱいごちそうしますから入りなはれ」と
回るお寿司と生ビールを2杯ほど頂いておりましたので、
仕事帰りのN氏の苦笑いをよそに、あたしはスタートからお酒でごじゃります。
福島の純米吟醸「写楽」。1合、1750円。
関西ではあまりお目にかからない銘柄でごじゃります。
何気なくメニューを取って名前で決めたお酒でごじゃりますが、
そのメニューはプレミアムメニューでごじゃりました。
「普通のお酒はこちらにあります」
先に教えてほしかったところでごじゃります。
香りが高く、その香りはブドウかライチを思わせるほどフルーティ。
香りの後押しもあり、甘さが際立ちますが、後口はすっきり。
お造りも盛っちゃいますんでごじゃります。
んー、おまかせ5種、or、3種。。。3種で。。。
高級であることはすでに十分に理解したのでごじゃります。
お造りおまかせ3種盛り。1280円。
鮭、カツヲたたき、水たこの3種。
うまい!!うまい!!うまい!!
お高いけれど、さすがにごじゃります。
もちもちで噛むほどに味が湧き出る水たこは特に絶品でごじゃりました。
そして、お次は、
「きれいな氷結トマト」
な、700円!!
トマト!?
700円!?
それは余程なトマトが現れるのでごじゃりましょうな。。。
出た!!
ななひゃくえん!!!
ナナヒャクエン!!!
なーなーひゃーくーえーん!!!
ナーーーナーーーヒャーーークーーーエーーーン!!!
700円。。。
プチ。。。
まぁ、「映える」でごじゃりますかな。。。
1つ口に入れると。。。治療中の歯では歯が立たないほど、
芯までカッチカチでごじゃりました。
少し口の中で溶かし、歯を立てると歯にしみました。
勇気を出して噛むと、シャーベット状の果肉が口の中にこぼれて。。。
あら、おいしい。。。
おいしい。。。
プチトマトが凍らされて果汁が濃厚になっているようでごじゃります。
トマト自体も甘みが強いのか、冷たいのにしっかりしたトマトの甘みが感じられます。
うむ。。。やりおる。
いや、少々お高いでごじゃりますな。。。
また来たときも頼むかも。。。
厚切り牛タン。1200円。
関西ではまだまだ希少なメニュー。
しかし、じわじわと、
厚切りの魅力に関西人も気づきつつあるのでごじゃりますよ。
焼酎の水割りを2杯挟み、
N氏のタイミングに合わせて日本酒へ復帰、
岡山の「御前酒9(ゴゼンシュナイン)」。
創業文化元年。真庭市の蔵本で、若い杜氏さん達が、
自分たちと同じ世代の方にとことん愛される酒を造りたいと、
伝統のコクのある味を残しながら、若い人に好まれるようになめらかさを追求したお酒。
口にすると酵母のパンチのある香りがまず飛び込んできて、
後口に米の正直な甘さが感じられ、造り手の誠実さが伝わるようでごじゃります。
シメには、
このお店名物の「たまごかけご飯」でごじゃります。
このお店に決めたのも、
これが目当てでごじゃりましたかもしれませんで、
来ました、
たまごかけご飯、
どーーーーーーーーん!!!
魚卵祭りたまごかけご飯。1200円。
写真では大きく見えますが、
手のひらサイズのお茶碗サイズでごじゃります。
これはこのサイズでちょうど良いんでごじゃりますな。
んーうまいうまい。んー足が痛い痛い。
「炉端」は昔はお手軽価格の呑み屋さんの代名詞でごじゃりましたが、
今ではそのスタイル、演出が付加価値となっておりますので、
少しお高い店が多い印象でごじゃります。
こちらのお店でも、
二人で結局14,000円ほど。
高いよね。。。
とも思いますが、実は想定の範囲内でごじゃりました。
今の炉端はこれくらいは覚悟がいるのでごじゃります。
「炉端の佐藤」
まだまだ興味深いメニューも並んでおりましたし、
また近いうちに。。。と思うところでごじゃります。
さて、
お店からは出ましたが。。。
時間は、まだ21時の手前。。。
まだまだ夜はこれから、
ミナミにはもちろん、
たくさんのお店が待っていますので、
今からもう少し、
パトロールへ向かってみたいところでごじゃります。
では、またいつか。。。
【凍みトマト 写楽に誘われ 御前様】
ミナミの夜はまだまだこれからにごじゃります。
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん
maouでごじゃるよ。
一度やってみたかったのでごじゃりますよ。
BS TBSの人気番組
「吉田類の酒場放浪記」のオマージュでごじゃります。
酒場詩人になりきれていたでごじゃりましょうか?
急遽の出番で準備が及ばずながら、
なんとか形になりましたでごじゃりましょう。
またいずれ、出番がありましたら、
次の酒場へ向かうでごじゃりますよ。
では、はいちゃらば~い。
投稿者プロフィール
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maouでごじゃるよ。呼ばれなくても勝手に唐突に飛び出てくるのでごじゃります。酒場詩人に憧れ、酒場俳人を気取ったつもりが酒場廃人になりそうでごじゃる。
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コメント
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私が子供の頃にはまだ
実際に「囲炉裏端」に座布団で座って
目の前に或る食材を板前さんに注文すると、
炭火(薪だったのでしょうか?)でじっくり焼かれた魚が
大きなしゃもじのようなもので、
目の前に運ばれて来て、それを手に取る
と言ったスタイルのものが実際にありましたよ
「炉端」と言うとそのイメージでしたが
ビルの中に店舗があると、囲炉裏は難しいでしょうね
更にお高い
北新地に行くとあるのかしら。。。
連れて行ってもらえないと
とてもいけないなぁ(ちらっちらっ
maouはハンバーグでしょ!!
今度は洋食屋紹介してね。
それにしてもたまごかけご飯うまそう。
一気にガーッと食べてみたいなあ。
うっ、足が、足がぁ~!
タスケテーmaou!!!
(あらびんどびんはげちゃびーん)
ふう。
で、夜のミナミの続きは・・・
それからどしたの???どしたの???
kanchan
ハンバーーーーーーーーグ!!
TAKE☆COも今度誘いなさいよ!
うまそうじゃない!
それからあたしにも
魔法をかけなさ~い!!
かけてちょうだい!!