© レブログ All rights reserved.

嫌悪感ありますか?
2017年3月2日 なかれい
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
皆さんおはようございます。
本日は「なかれい」が担当させていただきます。
以前から度々目にしており、先日我が家で話題になったのは「温泉・プールへ、入れ墨をいれている人が入れない。」というニュースです。外国人観光客で体に入れ墨があるので入れない!など、結構トラブルになっているケースがあるようですね。
CSで海外のTV番組を観る機会があるのですが、番組にもよるのでしょうか、外国の方は特にタトゥを入れている方の多いこと・・・身体中にあるのを見ると、やはり日本人なんですね「なんでこんな事するんだろう?」と不思議な気持ちと、嫌悪感は拭えません。
しかし、このタトゥも、災害や事件などに巻き込まれ命を落とした場合、個人を特定できない状況となった場合に、個人の識別に役立つとの事。また個人識別の目的で海外ではタトゥを入れている歴史もあるそうです。
なぜ、日本人がこんなにも拒絶反応を示すのか、我が家での結論は、主人が「妹尾河童」さんのエッセイか小説かで読んだ内容で、「なるほど、そうなんだ」と単純に納得したお話です。
日本人が入れ墨をするというのは、いわゆる暴力団の人という連想は誰しもがする事ですが、昔は刑罰で腕に入れ墨を施す事があったそうです。模様は地域によって異なっていたそうですが、腕(上腕部)を一周する線を1本入れていくものがあったそうです。(刑罰を重ねることに線の本数が増えていく。)
また、どこかの地方では、1度目の刑罰では額に「一」、2度目の刑罰では、「ノ」を重ねて「ナ」、3度目の刑罰ではさらに重ねて「大」、4度目の刑罰ではさらに重ねて「犬」という字を入れ、その文字の通り犬並みの扱いを受けていたそうです。
「犯罪を犯した人間が入れ墨を入れている」という事実は、古くから日本人のDNAの中に埋め込まれているのでしょうか。だからこその嫌悪感となっているのではないかという話で納得という事でした。
しかしながら、そのDNAも時代と共に薄れてきているのでしょうか。今では街中でも、若い人でオシャレでタトゥを入れている人も普通に見かけます。
文明開化の鹿鳴館では、日本人は西洋人と同じ格好で華やかに着飾っていましたが、西洋人にとっては、なにか変なのか?そんな日本や日本人は結構小馬鹿にされていたそうです。但し、唯一「日本は凄い!」と思われていた事があり、それが日本の入れ墨の技術・色彩・絵柄だそうです。そうなんだぁと、う~ん、なかなか複雑な心境になります。
このニュースの話題から、自分たち個人でも、譲れない事もありますが、変化した方が場合によっては良い事もあるし、これからどんどん出てくるのかも知れないねと話をしていました。
ファッション・流行ということで入れちゃう人がいますけど、まだまだ世間的にはアウトなんでしょうね。少なくとも温泉やプールを利用できるようになるまでは・・・。
投稿者プロフィール

-
* * * * *
ものすごいスピードで仕事をする「なかれい」。ゴルフが趣味。その実力は社長をも超えるのか!?
最新の投稿
ミナオハ Room2023.08.15皆さんおはようございます。
ミナオハ Room2023.05.22バブル!バブルがやってきた
ミナオハ Room2023.02.27睡眠とれていますか??
ミナオハ Room2022.12.07キレイは気持ちいい(*´艸`*)
こんな記事もあります:
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
入れ墨は刑罰だったり、前科だったり、
奴隷であることの印にも昔は世界中で使われていました。
マイノリティ文化がファッションに変わるのは良くあることで
タトゥ排除も今はナンセンスなのはそうですが。。。
要は銭湯の経営者さんが
タトゥを大義名分にシャットアウト「しやすい」
ということだと思います。
現に銭湯でタトゥなんてかわいいものでは無く
大迫力の「ほりもの」を普通に見ますから。。。(大阪に限らずです
先日、政府が「OK」とお墨付き出してしまいましたが、
実は銭湯のおじさんのはしごを外しただけなのかも?
海外の場合はスポーツ選手でも入れてますからね。
世界的には普通のことなのかな。
日本人でもロックバンドはよく入れてる方多いですね。